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読書の日記(8/14-20)

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8月14日(月) 

お盆。今日は平日なのか休日なのか。世間はどういう感覚なのか。世間なんていうものはいまだに存在するのか。そうぶつぶつ呟きながら下北沢に行くという遊ちゃんと一緒に出て頭上で広告されていた「TAMa-GO」という京王がやっているアプリか何かに注目が集まった。取り上げられている特徴が「どれも代替できるサービスがいくらでもあるのでは」というもので、開いてみたらやはりかなり難しい感じがして作り手というか供給側のエゴとか現実の足場を持たない妄想とか社内政治の何かしらとかそういうもので使い手は笑って楽しめばいいのだろうか。この場合の「わらう」は残念ながら「嗤う」になってしまうのだが。フヅクエも気をつけないとなと思う。

気をつけよう気をつけようと考えながら納豆と漬物で朝ごはん。ここ何回かきゅうりとみょうがの漬物にしていたが今回はきゅうりと生姜にしてみてひたすらさっぱりしたものを食べたい気分。で、食べたら口の中がさっぱりで最高だった。今日は準備もあまりなく、かなり油断した状態で店を開けた。この油断を裏切ってほしかった。しかし裏切られず、長いこと椅子に座っていた。どうも西荻窪はとても忙しいみたいで、本当に不安定な店だ。
4時、榮山さんと交代。全身が疲れていたので下北沢に行き指圧。行って今から行けるかと聞くと1時間後ならということだったので待たせてもらってうんうん仕事。それから指圧を受けて軽くなった。ラウンジで働くか館に行くか迷った末に館にして調布に戻り、『桃を煮るひと』を読み終えてしまった。けっこうとてもさみしい。いい読書だった。次はどうしようか。

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