読書の日記（5/3-9）

長いゴールデンウィーク／編集者ごっこ／仕込み、梱包、編集、輸送、大工／『新型コロナウイルス感染症と人類学　パンデミックとともに考える』／Notionと哲学／ブルシットジョブ／手を動かすこと／ 千葉雅也「オーバーヒート」

5月3日（月）

おととい2階の本棚の一部が崩落した、誰も怪我がなくてよかった。今日の開店前に直そうと思っていたが起きる気がどうしても湧かず、まあ明日でもよかろう、と思っていたらグダグダと眠り続けてしまって起きたら2時だった。うどんを茹でて冷やして食う。パソコンを店に置いてきてしまったので（帰り道を身軽にしようと思って昨夜は持って帰らなかった。なんせ午前中に行く予定だったから）iPhoneで日記をポチポチ書いたりしていた。お湯が沸くまでのあいだとか。それで家を出たのが4時。すでに疲れている。電車に乗りながら日記を書き継ぐ。
コーヒーを淹れようと店に立ち寄るとテイクアウトで待っている人たちが見えて、中に入るとオーダーが立て込んでいる模様。森奈ちゃんが店内のミルクティーをつくっていて川又さんはテイクアウトのレモンスカッシュとアイスカフェオレをつくっているようだ。メモ帳に「コーヒー、オレ」とあるのでそしたら俺はこれをやろうと思ってつくった。完成して外で待っている方に持っていったら違うということで、あそうか、と思って戻ってこのオーダーってどちらの方？ と森奈ちゃんに聞くと「さあ」ということで川又さんに聞いても「さあ」ということで、どうやら僕はいつかの何かのメモでしかないものをつくってしまったみたいで、つまり店主は、入ってきて存在しないオーダーをつくる、というただの邪魔者みたいな行為をしていたわけだ。ウケて、じゃあこれは俺が飲むやつにするわ、ということで持ってラウンジに移る。