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Webプログラミングの始め方(2)

記述したプログラムがどの様に動くか見ていきます。

プログラムの動き

プログラムは基本的には上から下に処理が行われます。メインと呼ばれるエントリポイント(スタートする箇所は言語によって決まっています)から始まり(下図の赤丸箇所)赤矢印1つ目を処理、緑矢印を処理、赤矢印2つ目を処理する順番で行います。一見複雑に見えますが、メインの中に「サブルーチンを呼び出す」処理が入っているのでその箇所にサブルーチンの処理が記述されると考えると解り易いと思います。

プログラムの流れ

機械語変換方法の違い

「人がわかり易い様に記述」(高級言語といいます)したプログラムは「CPUが解り易い記述」(機械語といいます)に変換を行います。その作業をコンパイルと言います。全てのプログラムを一度に変換する方法がコンパイル型、一行一行を実行するたびに変換する方法をインタプリタ型と言います。

※今ではコンパイルとインタプリタの中間を作るような物も存在します。

コンパイルとインタプリタ

マルチタスクについて

マルチタスクとは、みなさんが使用しているPCやスマホが複数のアプリを同時に使用している状況を言います。プログラムはCPUを使って処理されるため、そのプログラムが終わらないと次のプログラムが動きませんでした。マルチタスクはCPUの使用権限を短い時間で分割し各プログラムにCPUの使用権限を与えています。それが高速で行われることで、複数のプログラムを同時に実行している様に見せています。

※現在はマルチコア(1つのCPUに計算できる箇所が2つ以上あるもの)と呼ばれるCPUが出ているため並行処理が実施される様になってます

マルチタスク


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