読書感想文・ぼくだけはブルー
こんにちは。
近ごろ一気に寒くなり、秋真っ只中ですね。
私は季節の変わり目に弱く、ここ最近はあまり調子が良くないです。
日が短くなると気持ちも沈んだりして参っちゃいます。夏、戻ってきてほしい。
秋といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
私は俄然食欲の秋です。秋と言わず一年中かも。食欲の春夏秋冬。おかげで体脂肪率がかなりヤバい。でも食べちゃう。あ〜あ。
話が逸れましたが、今年は読書の秋にも挑戦したいと思い、ちょっとずつ本を読みはじめました。
というのも私の夫が筋金入りの読書家で、眠る時以外、むつかしい本をいつも読んでいます。
夫の影響で私も読書を始めましたが、活字に慣れていないので読み終えるまでに時間がめちゃくちゃかかります。
そんなマイペース読書を嗜んでいる私ですが、読むのをずっと楽しみにしていた本があります。
ドレスコーズ志磨遼平さんの自叙伝『ぼくだけはブルー』です。
読み始めたらページをめくる手が止まらなくなり、2日足らずで読み終えてしまいました。これは脅威のスピードです(私にとっては)
幼少期から毛皮のマリーズ時代、ドレスコーズ結成、そしてメンバーが全員脱退し志磨さんがひとりになるまでの話が、時系列順に記されています。
まず、文体が好き。
終始話し言葉で書かれており、まるで志磨さんが目の前にいて、直接語りかけてもらってるような感覚になりました。
思春期のエピソードや自身のセクシュアリティについてまで、かなり赤裸々に書かれています。
ご両親やスタッフのインタビュー、ファンによる当時の証言などもあり、とても読み応えがありました。
読み進めていくにつれて心がギュッとなるんですが、やっぱりそれでもどこか美しくて魅了されました。
後半ドレスコーズが崩壊していくところはかなり苦しい気持ちになっちゃった。
志磨さんがひとりぼっちになってからの描写を読んで、私の中からも色んな感情が湧き上がってきました。
初めて志磨さんに対して恐怖のようなものを覚えましたが、何より「やっぱりこの人はこうでなくっちゃ」と思ったし、
これから先もこの人について行ったら、素晴らしい景色を見せてくれると確信しました。
志磨さんはこれからもずっと私の神様でいてくれることでしょう。心強し。
先日配信された新曲も良すぎです。
本読んだ直後だから特に響いた。ドレスコーズ最高〜!
巻末の美輪明宏さんとの対談も良かった。ページのデザインが美しすぎて、運気も爆上がりです。
来月のツアーもとっても楽しみです!心の準備をしてから挑みます。わくわく。
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