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明日香村の猿石

奈良県には不思議がたくさんあります。
奈良県といっても広いのですが、私が推薦するところは明日香村です!


「さるいし」の看板の向こうは古墳の墳丘


奈良市から離れてはいますが、古墳の墳丘や飛鳥時代(奈良時代よりも昔)の遺物がところどころに残っていて、自転車で回るのもよし、徒歩で歩いて散策するのもよし。
『万葉集』片手に歌を楽しみながら回るのもよし。
こんなに楽しい場所はない!と思うくらいです。

さて、吉備姫王の古墳が明日香村にあるのですが、近くにとっても面白い石造物があるのです。
「猿石」という4体の像があり、
これを観察してきました。



これは、大学で考古学を専攻し、その後埋蔵文化財の仕事をした私(その後英語の教員へ転向)でも首をかしげたくなるくらいの面白くてよくわからない像たちなのです。
とってもユーモラスなんですよ!
おそらく、顔立ちからして外国人かな・・・と思うのですが、よくわからないのですよ。
こんな謎解きがとても楽しい明日香村への旅。ワクワクします。
明日香村はとにかく石でできた遺物が代表格ですね。
石は古墳の石室に使用され、その影響で石の加工技術が発達したのでしょう。



古代のロマンの香りがします。

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