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昨日まで生きていた余韻

昨日居なくなった小さな生き物の、生きていた余韻がそこにあって

丁度私の作業机の目の前で、昨日までは確かに息をしていたから

つい、今もそこに居るような気がしてしまう。

目が合った様な気がして見直すと

空っぽになったうつわだけがそこにある。


私が側で何か物音を立てる度

「何をしているの?」というように

こちらに向かってきてくれたのが懐かしい。

この 確かにそこに生きていた余韻は、暫く続くのだろうな。


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