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2020年9月の記事一覧

休職中の「仕事を忘れて休む」という休み方がよくわからない

休職中の「仕事を忘れて休む」という休み方がよくわからない

休職してから、ほぼ毎朝、仕事の夢をみて目が覚める。
悪夢というほどのものではないが、快適な内容ではなくて、例えば甘えたで有名な隣の課の責任者から困りごとの電話が12時間ぐらい続いている(という設定)とか、テレビ会議で音声が出ない(Web会議ではないところが笑える)とか、部長からパズルのピースが合わないことについて論理的に説教される(意味不明)とか。
どんだけ仕事が気になってるんだ、私。

と、呆れ

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適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書③一番手強いのは自分らしい

適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書③一番手強いのは自分らしい

「仕事ができる、頼りになること」で「周囲や世間」に評価されたい、愛されたいと、そういうものを外側に求めていた自分は、時間をかけて解消してきた。
でも、自分が「自分自身」に「できる奴」として評価されたい、と思っていた。そのことが私を責めている。
「できる奴」であろうとなかろうと、自分で自分をただ認めて愛するだけでいいはずなのに。

もう限界だとわかっていて、心の中では「いや、私はもっとできるんだから

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適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書②思考回路は逞しいはずなんだけど

適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書②思考回路は逞しいはずなんだけど

仕事に加え、もう一つ、私を追い詰めたものがある。
家族の厄介ごとだ。
このコロナ下に、地元にいる親が病気で入院を繰り返していて対応していた上に、7月にはその実家の資産管理について銀行と姉たちとやり取りをし、強行軍で実家と東京を往復したのも効いた。

すでに8月に入ってからは、在宅勤務で仕事をしようとすると動悸がし、無理に仕事をすれば勝手に涙が流れ、出社時にはコロナ対策でデスクにつけられた衝立に隠れ

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適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書①仕事量おかしくね?

適応障害で1ヶ月間会社を休職するが何でこうなったのかという覚書①仕事量おかしくね?

8月の末、その心療内科の若い医者は、私が話し終わるとこう言った。
「その状況、適応できる人いませんから」
そう言ってもらえて、ホッとした。
医者はすぐにも休ませたがったが、どうにも抜けられない仕事もあって、会社と相談の上、数日前から一ヶ月間の休職となった。
その事態に至るまでのことを、つらつらと書いておこうと思う。

去年の今頃は、ラグビーワールドカップ一色で我が世の春を謳歌していた。楽しいとか、

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