今年の流行語大賞は「アレ(A.R.E)」です!

と言われてもなぁーと言うヒトも相当数いることでしょう。
特に関西地方やプロ野球ファン以外では。

この言葉は38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球阪神タイガースの岡田彰布監督が事ある毎に発言していたワードです。
要は「優勝」と言う言葉を濁す意味で使っていたそうです。
なぜかというとリーグ優勝から2005年シーズン以降リーグ優勝からも遠ざかっていたタイガースの選手に優勝と言ってしまうと萎縮してしまうだろうから・・・という思いがあったそうです。
その「アレ」に奥様が英訳を付けたそうで(Aim Respect Empower)それが今年のチームスローガンにもなったそうです。

それがプロ野球界と関西地区界隈でバズり、そして9月14日に甲子園球場でアレが結実したのです。
しかも長年の宿敵である読売ジャイアンツを破ってアレを決めるというファンからすればこの上ないシチュエーションで。
そしてクライマックスシリーズでも広島をスイープして日本シリーズに進出し、オリックスバファローズとの関西決戦を4勝3敗で下し、38年ぶりの日本一にも輝きました。

そういう意味では今年を飾る新語流行語大賞にはふさわしいと選考委員が判断したんだとは思います。

無論プロ野球ファンや関西地区の方々であれば皆知ってはいるワードですが、これがそれ以外に浸透しているかというと・・・中々難しいとは思うのです。
そもそも東京発全国行きではアレなんかほとんど相手にされずオータニさんしかしてないですし。
法律上義務で払う局もタダで視られる局も、朝から晩まで。
こいつら(ニュース・ワイドショー―のデスクや編集長を指す)は偏向的な思考しか持ち合わせてないんすか?と思わされました。
実際に野球を知らなそうな芸能人すらオータニさんに心酔している状態は今年はより顕著でしたからね。

さて、私の場合は今年のアレ以外の今年の流行語10選に入ったのをほぼ知りませんでした。
ま、別に知らんところで生きていけなくなるわけではないですし。(それを言ったら元も子もない)

さらにティーン世代発のなんか全然分かりませんでした。
ま、別に其奴らに媚びを売るつもりは微塵もありませんから、知らなくたって問題ねえわ!って。(これとて言ってしまったらも元も子もない)

そういえば、岡田監督が12月1日(新語流行語大賞)には出席しますよとどこかでおっしゃっていましたが、やはりそうだったんだなと。

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