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静岡と浜松に行ってきました。(後編)

前編をあげてから少々間隔があきましたが続きです。


充電期間中の平日の朝ひかりに乗って浜松に上陸し諸々やってから東海道線に乗って・・・からの続きです。

普通列車に揺られて定刻より数分遅れて到着しました。

静岡駅。
隣の番線に停車していた興津行きに乗り換える客もそれなりにいましたが、多くは改札へ向かって行きました。
で、私も改札に向かいモバイルSuicaをかざして出場し、コインロッカーに浜松で買ったおみやを納め、自動券売機に向かってICカードチャージ祭り第2弾を敢行。
隣の券売機ではSuicaをチャージしていた中高年風情の女性観光客が「チャージ 領収書あり」を選んだらしく、出てきた領収書を見てこんなの要らなーいと宣われていました。
そりゃそうですよね、関東の券売機でこういう手順をしてくる券売機なんかありませんからね。
しかもICカード番号がもろに印字されていますし。

静岡駅をひとまず辞して市内中心部へ。
浜松に続いて「静岡支店」の銀行巡りを敢行するのでした。
折しもこの日は世間の多くが給料日でしたので、そりゃもう・・・という感じでした。
私も(前社として最期の)給与が支給されていたのですが。
あるメガバンクではATMの台数が少ないところに結構な列をなしていましたが、タイミングによってはガラガラだったようです。
そう言う私はATMで下ろした現金を上階にある支店に行き自動両替機で新札に両替していましたが。
そして静岡県庁や静岡市役所を横にみて、市役所の地下駐車場から歩行者などお構いなしに強引に出てくる市の公用車にしかめっ面をしつつ別のメガバンクへ。
そちらの銀行はATMの台数が先ほどのメガバンクよりは多かったのですがガラガラでした。

ちなみにその銀行では複数の支店が刻まれていて地方では支店の片寄せがより広域的に進んでいるなと実感しました。
何せ県東部の三島支店まで入っていますから(確か旧三島支店の近くにATMは設置されていますが)、その地域だと止ん事無い事情でも無い限り静岡に行くより小田原支店へ行った方が近いようには思いますし。

そして、来た道を戻ってこちらに。

新静岡セノバ。
それまでの新静岡センターを建て替えて映画館も併設の大型商業施設に衣替えをしました。
そしてこちらに。

静岡鉄道新静岡駅。
新静岡セノバの1階にある静岡~清水間を結ぶ静鉄電車の静岡側のターミナル駅です。
ちなみに、交通系ICカードへチャージはできるのですが、3台のうちの1台しかできません。
そしてカードケースをPiTaPaに入れ換えて入ろうと改札機にかざすとエラーになりまして。
念のためカードケースから取り出してカードだけかざすと入れました。
・・・そうか静鉄の改札機はカードをつかむ電波を弱めに設定しているのかと。
富山のを含めてカードケースに入れてエラーになったのは静鉄が初めてでした。
少なくても遠鉄電車ではケースに入れても普通に作動していましたし。
静鉄も過去パスケースに入れても通れた記憶があるのですけどね・・・。
それはさておき、構内に入りまずはこれを。

A3000形。
SUSTINAブランドで製造された車両で、山手線や横須賀・総武快速線を走るE235系や東急の2020系の兄弟車のような感じです。

それを数本やり過ごしているとこれが来ました。

1000形

昭和時代(この車両は昭和51年製)に旧東急車輌で製造されたまさに昭和のステンレス車両です。
造り的には東急の旧7000系や8000系シリーズと同じですし。
車内のアコモデーションも昭和の東急車そのもので、脚回りも抵抗制御ですから昭和系鉄ヲタからすればたまらないでしょうね。
(私からすると昭和のどこが良いのか理解しかねますが)
直感的にこれに乗り込み、上下左右に激しく揺れない東京の私鉄のような線路の安定ぶりも堪能しつつこちらに。

長沼駅。
乗務員交替を含めて乗ってきた列車を見送りました。
そして構内を見やると。

A3000形(ちびまる子ちゃん静岡音頭&無塗装)、1000形ちびまる子ちゃんラッピングトレイン

車庫と工場が。
長沼駅構内には工場と車庫が設置されています。
このため入庫を兼ねた新静岡発柚木行きという列車も設定されています。
(長沼駅の構造上、一つ手前の柚木止まりにしてそのまま入庫)
富士山も遠くに見ることができました。
しばし素材撮影にいそしみ、カードケースからPiTaPaを取り出して改札機にかざして出場して歩いているとこれが見えていました。

バンダイホビーセンター。
バンダイナムコグループのBANDAI SPIRITSの事業所兼工場で、ガンダムのプラモデルの製造拠点であり、その筋の方からは「ガンプラの聖地」と言われているそうです。
そして大きな看板の割りに路地裏のような細い道を南に進むと国道1号線にあたってこちらに。

東静岡駅。
静岡貨物駅の再開発に伴い開業した駅です。
ですので、駅前のロータリーは整備されていますが賑わっている感じはありません。
駅前には大きなタワーマンションが寂しげに建っていました。
とはいえグランシップも近くにありますしさらに駅から北西にはマークイズ静岡があったりしますが。
ちなみに北口からだと新幹線を跨ぐ形なりますので南北自由通路にはムービングウォークが設置されています。
東京駅の京葉線ホームへの通路とか海老名の小田急駅方面からJR駅とららぽーとの間にはありますけどまさか静岡にもあるとは・・・。

で、時折通過する新幹線の甲高い通過音に若干ひきながら、熱海からやって来た浜松行きに乗って再び静岡駅に。

ちょうど通勤通学の帰りのラッシュアワーの端緒の時間帯でしたので増結が結構頻繁に行われていました。
その中を縫うようにこの列車も出発していきました。

特急ふじかわ9号甲府行き(373系3両)
今となっては貴重なVVVF・GTOインバーターを響かせて甲府へ出発していきました。
座席の向きを進行方向と反対にして。
富士で進行方向が逆になるのでそれに合わせているのですので。
関東ですと西武特急(今だと)ラビューが西武秩父を出発するときにそうしていますが。
で素材撮影にいそしんでいますとこれが西側の引き込み線からやってきました。

静岡始発の普通熱海行き、313系の8500番台車です。
元々は神領車両区にいて、今となっては懐かしい座席有料のセントラルライナーに充当されていた車両です。
ですので車内はドア付近には簡単なパーティション、上からLEDディスプレイが吊されていたりと他の313系とは若干ゴージャスなアコモデーションでもあります
セントラルライナー運行終了後も神領に留まっていましたが、新型の315系投入と同時に静岡に転配されました。
実はさきほど乗った浜松行きもこの車両でした。
静岡区に配属されてから東は熱海と国府津、北は甲府、西は浜松と静岡地区を中心に走り回っています。
ただ固定運用ではありませんので、来たらラッキーとも言えるでしょう。
「青春18族」だったらこれが熱海で浜松行き(浜松で熱海行き)として来ようものならば大喜びでしょうね。
ま、最近熱海~浜松間を直通する列車も減って、たいてい静岡か島田か興津、場合によっては沼津か三島で乗り換えさせられますけどね。

ちなみにこの列車は停車後しばらく開扉はせず、その後西側から211系の3両編成が入線して後部に連結後開扉しました。
入線してからその列車が開扉する間に三島行きが出発していきましたが。

で、熱海行きの出発を見届けて改札を出場し、市内へ。
迷子になって地図をググってやってきました。

青葉横丁
アーケードの両端におでんの店が並んでいる静岡おでんの聖地とも言えるところです。
とはいえ、行った日は給料日の週末。
16時頃行ったのですが数店で先約が・・・と断られ、何とか入れた店でいただきました。

お通しと静岡おでん

静岡おでんを美味しくいただきました。
しばし滞在して店を辞すとこちらが。

青葉通りではイルミネーションが輝いていました。
そして静岡駅に戻りコインロッカーから荷物を引き出して、EX-ICを改札機にかざして入場し待合室のコンセントがある所に陣取って時間調整をしてからホームに上がってこれに乗り込みました。

こだま742号東京行き
この車両に乗り込みました。

グリーン車。
EXこだまグリーン早特で乗りました。
EX予約で指定席を予約するのに少し追加料金を足すだけで乗れるのです。
さすがに車内では2人掛けに1人ずつが座っている状況でした。
基本重厚なシートに身を委ねつつ手持ちのノートパソコンを充電させていましたが。
列車は順調に東京へ向かって・・・というところで小田原駅の停車中に(8号車に居る)専務車掌から抜かれる列車が遅れているので、それを待って出発するという放送が。
抜かれる2本の列車のうち先行しているひかり660号が遅れていてその後続ののぞみ42号も引きずられて遅れていました。
その2本の通過を待って結局7分余計に停車してから出発し、その遅れのまま東京駅に到着したのでした。
人流が戻りきった東京駅の構内通路を歩いて自宅方面の直通を待って乗り込み西へ。
途中でNOマスクアヴェックが乗り込んできて終点まで乗っていました。
居るんですね、世間の同調圧力に抗うのが(ニガワラ)。
そして最後は山奥へ向かう列車に乗り換え帰宅しました。


本来であればこの後まとめをするものですが、ここまでで結構な文字数になってしまっていますので「まとめ編」として改めて記して参ります。


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