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久しぶりの京都 小さな旅

今日、久しぶりに京都へ足を運んだ。日々義母の介護と孫の世話に負われている忙しい友人が、行きたい、行こう!と誘ってくれた。紅葉の時期の京都はきっと人だらけだろうな…と思ったが、友人の積もる話もあるだろう、聞きながら一日の気晴らしをしてもらおうと、出掛けてみたのだった。

案の定、人だらけだった。今回の旅先は、叡山電鉄終点「八瀬比叡山口駅」を降りて徒歩数分のところにある「瑠璃光院」。現在は「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院だけれど、明治、大正と事業家の別荘だったり、料亭に使われたりしていたらしい。数寄屋造の建物、日本庭園、お茶室もあり、風流な佇まいで、春夏秋に特別拝観期間があり、境内に入ることができる。
書院2階の机の天板に庭のカエデが映り込む光景が美しいことが知られている。


門の上に見える紅葉

門の前は人だかりで、写真は上の紅葉のみとなった。今年の紅葉は例年のような華やかさはなく、真っ赤に燃えるような光景はなかった。
まあ、その方が私の好みではあるのだけれど。


門を潜って人の波に沿って歩く


「書院2階の机の天板にカエデが映る」の風景


写りこんではいけれど、この机の周りに無数の人が張り付いてスマホをかざしていて、これが撮影の限界、仕方ないな。


苔庭を見下ろす


1階軒下からの眺め


このくらいの紅葉も悪くない


日本人の生活から姿を消しつつある障子


山茶花の庭


何気なく渡った小さな石橋 ふと水の流れを見る

門を出て見ると、人集りは増えていた。美しい光景を目にしたいと思う心は万人にあり、そこに集まる、自然な行動だから仕方ないが、とても残念な気持ちが湧くのを抑えることは出来ない。


空を見上げる
川の土手上が光っていた
橋からの眺め 今日は晴れやかな一日だった

行きも帰りも、一駅だけ叡山電鉄に乗車した。一両編成のトコトコ電車、無人駅…。私たちだけが降り立った長閑な風景を後ろから見てるような自分がいた。


車両の一番前 

線路好きの私は、車両一番前で、ガラス窓にへばり付いた。子供のようにワクワクしながら…(^^)

私の暗めの写真では、なんなので、こちらをご覧くだされば、美しさが分かるかと思います。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=2691


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