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『JOKER化現象』~誰が彼らを愛すのか?~


こんにちは、あもんです。

ここ最近、Instagramのフォロワーが減り続けております(ゆうてもDairy100~200くらいですが)。

ここ2週間、フォロワー層を厳選するために敢えて攻撃的な投稿やストーリーを挙げていたのですが、それが功を奏した形ですね。

そもそも、半年で40,000人というのが一般的に考えたら増えすぎなんですよ。40,000人すべてが狙っているフォロワー層であるはずがないので、それらすべての人に向けて書くと元々の自分の目的から外れてしまいます。

なので、フォロワー数に左右されずに『自分が伝えたい層に届く内容や書き方』は意識し続けます。


(※10円と告知していましたが、最低額が100円だったので100円にしました)


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余談はここらへんにして。

先日、話題の『JOKER』を観に行きました。

あらすじはこちら↓

『バットマン』の悪役として有名なジョーカーの誕生物語。大都会ゴッサム・シティで道化師として暮らしていた一人の孤独な男アーサー・フレック。ピエロメイクの大道芸人として、病弱な母を支える心優しい面もあり、同じアパートに住むソフィーに好意を抱いている。どんな時も笑顔で人々を楽しませなさいと言う母の言葉通り、コメディアンを目指してドン底から抜け出そうとするアーサーが、なぜ巨大な悪のカリスマ『ジョーカー』へと変貌したのか。切なくも衝撃的真実の物語。

※ネタバレも含むので、見たくない方は見ないでください。


【愛の偏在による心の歪み】


最終的にJOKERとなったアーサー・フレックは、道徳を省いた上での、社会的な観点から言ってしまえば『最底辺の人間』です。

・障害持ち
・スラム街
・特技なし
・体調不良
・カウンセリング通い
・孤独
・安月給(のち無職)

多くの人が望んで手に入れようとしないものを一挙に集めたような人だったんですよね。


そんな彼に寄り添ってくれる人なんて、ほとんどいません。いるのは同じような立場にいる人達か、マザーテレサ並みの愛を持って生きている人くらいです。


すくなくとも、社会は彼の味方にはなりません。厳密に言うと『体裁上味方を繕っている』だけなんですよ。


その証拠に、アーサーが通っているカウンセリングは、街の福祉予算の削減によって潰れました。そりゃ街からしたら、生産性もなく足枷でしかない彼ら(底辺住人)を体裁で取り囲んでいるだけなので、自分達の立場が危うくなったら真っ先に切るのは当然です。

つまり、最底辺の時点で『愛を受ける量』が圧倒的に少ないんですよ。


人は愛を受けないと、ゆっくりゆっくりと歪み始めます。


2008年の秋葉原無差別殺傷事件の犯人が、心の中で孤独を感じていたように、
京都アニメーション放火殺人事件の犯人が、事件後の病院で「人からこんなに優しくしてもらったことは、今までなかった」と言い放ったように、


彼らは『愛』を受けてこなかったからこそ、心が歪んだんですよ。


まあ、そんなの誰だって分かりますよね。
この点は議論もクソもないと思います。
ある人いれば連絡ください笑


【必ず生まれる底辺組】


底辺組は『愛』を受けてこなかったからこそ、心が歪み始める。ここに関しては異論はないと思いますが、

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