遠出の前の臨時情報
今年も無事に送り火が終わりました。
ベランダから大文字の形を見ながら、もう夏も終わりだなぁと。
この酷暑でもそう思ってしまうのですから不思議なものです。
連日の暑さ、痛いような日差し、巨大地震注意に台風到来…
夏の外出にリスクしか感じないような状況ではありますが
お盆ということでちらりと帰省して参りました。
巨大地震があった際の備えは、この春に済ませたばかり。
能登の地震が起こって、
会社勤めもやめたことだしと、ゆるゆるやって1か月くらい。
まぁまぁ悩んで取捨選択して、そこそこ出費もありましたが一度きちんとやっとくと良いもんです。
そんな私、くるならこい!でもくるな!の構えを見せていますが
今回この臨時情報でだいぶ悩みました。
外出先、しかも知らない土地で被災したらどうするか。
ふだんの出没先なんて自宅・アトリエ・スーパーの小さな三角形。
いつものリュックと自宅に備えておけばまぁ良かったのです。
が。
新幹線、お盆、人、人、人…
色々と危険が危ない。
正直この臨時情報がなかったらいつものリュック備えしか持っていきませんでしたね。
考えた末、春先の災害用品から見繕い
これだけはトランクに忍ばせていきました。
『新幹線立ち往生+徒歩で避難』がありうるかなというところで
このラインナップ。
保存水を入れた分、わりと重たくはなりましたけれど
いざというとき水があることの安心感を思えば…
そんなことを考えながら荷造り。
ふと、新幹線って地震起こったらどうなる?と思い立ちネット検索。
緊急地震速報が出されるとどのように新幹線が止まるか、
乗客はどのように身を守れるかなどなど。
ふむふむと目を通し、気分は
いつでもこい!でもくるな!まで持ち直しました。
当日はこだま自由席ですいすいと座れ、
盾にもなるリュックを手元に置き、
いつでもこい!と缶ビールを開け(’∀’)
いえ、飲酒もしていない方が良いんですよ、もちろん。
まぁ1本くらいなら…というのと
あれですね、
こういうのはあまり張り切っても呼んじゃいそうなんで。
あまり張りつめてもなんですからバカンスらしくプシュッと。
そして用意しておいた万城目さんの『プリンセス・トヨトミ』を読み始める。(『日本沈没』と迷った)
そんなこんなでバランスをとりつつ無事に帰還しました。
いつも臨戦態勢でリュックとスニーカーを心がけている私としてはあんまりハードル高くなかったのですが
お洒落を楽しみたい人や、災害用品を入れるとものすごい荷物になる家族連れの方もいると思うと
備え方はそれぞれの事情をふまえ、設計するもんだなぁと思います。
そういう意味で、今回たまたま遠出前にこうした臨時情報があったことは
1つ経験になりました。
次からは今回のセットを基準にして荷造りできると思います。
もう1つ臨時情報で改めたこととして、
「まいにち制作終了時には個展用作品すべて箱に入れて帰る」
ちょっと大きな揺れで地味に破損したらと思うともう…(;’∀’)
こんなん誰も助けてくれませんからね。
備えあれば憂いなし、備えあればウレシイナくらいのゆるい感じできましたが
備えよ、常に!と出来るところから見直していきたいものです。
伏見稲荷大社の記事は次回くらいに(*’∀’)
8月折り返し、皆様どうぞご自愛ください。
おまけ
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