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包包包……

今朝は珍しく悪夢を見た。夢を見ること自体が本当に久しぶりで、夢の中の私は私のままだった。

確か、チャッキーみたいな怖い人形が出てきていた。あとは父方の祖父。詳細は分からないが、最後はそのチャッキーみたいな人形が額縁の中に閉じ込められて、絵になってしまっていたような気がする。それでおしまい。ハッピーエンドだったかもしれない。起きた時は割と内容を覚えていたのだけど、忘れてしまった。

胸糞悪い夢になると、大抵父方の祖父が出て来る。私が苦手な人間だからなのだろうけど、それにしても多い。もっと他に嫌な人が沢山いるのに、めちゃくちゃ出て来る。何故だろう。こちらの考えの伝わらなさとかが、夢に出て来るのにちょうどいいのか?夢の中って普通の論理が通じない世界であることが多いから。確かにあの祖父嫌いっちゃ嫌いだけど、そこまで?って自分にびっくりする。

そんな夢を見ていたからなのか、「寝てる時、『うー!ふぁ!』って威嚇してたよ。可哀想だった」って夫に言われた。威嚇が表に出るくらいの夢だったんだなぁと思ったけど、「可哀想だった」ってなんだよ。俯瞰で見るなよ。助けてくれ。(無理を言っている)

そんなこんなでなかなか布団から出られなかったが、10時前ぐらいにどうにか布団から出ることに成功した。

ここからダラダラしてるとまた布団に戻るだろうな、と思い、すぐにエプロンを着ける。今日は、明日の私の為に餃子を作らなければならない。メンタルぶち上げ餃子を。

推しがエミネムを聞きながら餃子を作っている音源(訳が分からないかもしれないが、これは本当にある)を聞きながら、私も野菜を刻んだりひき肉を練ったりするのを始める。

……ニラやネギ、キャベツを”刻む”。……私にそんな細かいことが出来るわけがなく、ちょっと普段よりも小さい形に切った。こっちの方が具がゴロゴロで、逆に美味しいってやつだから……と言い訳をしつつ。

ひき肉は予め冷蔵庫から出しておいたものの、やはり冷たかった。つめてぇ~と言いながら練り、既に匂いは餃子だったのでこのまま食べてしまいたい……という気持ちを堪えながら頑張った。豚の生肉は食べちゃいけない。めちゃくちゃ美味しそうだけど。

いよいよ皮で包むぞ~!と、気合を入れる。一度だけやった餃子パーティーの記憶を引っ張り出してなんとなくやってみると、案外簡単にヒダを作ることが出来た。チョロいもんだぜ。

難しいのは包み方よりも餡の量で、食い意地を張っている私はつい多めに入れ過ぎた。中身の少ない餃子を作ることは怖い。

まぁ破れなかったし上出来よね、と思いながら皿に並べる。これを冷凍して、固まったら袋に詰めて保存するのだ。並べた餃子は可愛い。思わず写真を撮った。

夫にLINEでその写真を送ると「美味しそう~」と返ってきた。「美味しそう」は流石に嘘だろ、と思った。餃子の美味しそうな姿は焼いてからだろ!!!絶対!!!!(絶対ではないが)

50枚包み終わり、残った餡は団子状にして冷凍しておくことにした。そのうちスープとかに入れてみよう。ちゃんとバラバラにならずにつみれみたいになるのか分からないけど。

もう、明日の私の為に今日の私ができることは全てやった。あとは明日の私が耐えるだけ。頑張れ~~~!!

今日の夕飯は、適当に焼いた鶏肉と野菜のスープにしておきます。

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