元不登校だから思う、現不登校に伝えたいこと。
まず始めに、あなたは不登校で大丈夫なのです。
否定的になってはいけません。
今の現状を受け入れることが不登校生活の中の第一歩です。
不登校以外でも、何か問題にぶつかった時は受け入れる行為が必要不可欠なのです。
受け入れて、自分の感情を理解することによって自分の現実が見えてきてネガティブ部分が徐々に減っていくでしょう。
そうはいっても最初からそんなことは出来ませんよね。
ではどうして行ったら良いのか。
不登校になる前あなたは何をしていると笑顔になりましたか?
なんでもいいのでいくつかあげてみてください!
美味しいものを食べているとき、推しを眺めているとき、趣味をしているとき、身体を動かしているとき。
きっとどこかで笑顔を感じた時があるでしょう。
ただ今、不登校になっているときは暗く、ネガティブで辛い状況が頭によぎると思います。
そんな時は過去に笑顔になった行動を思い出し、今の不登校生活に取り入れてみてください。
これは楽しく、笑顔になってポジティブに向かうという意味もありますが、何もしないという状況を作り出さないという意味が強かったりもします。
不登校になったときは無気力で何もしたくない方が多くベットの上で一日過ごしてしまうという方も非常に多くいます。
その中で新たな行動を起こし、過去の笑顔を思い出して前向きになって欲しいと思います。
もし自分の好きなことが思い出せなかったら、両親から聞くのもいいですし、今はネットで好きなことは見つけれるので好きなこと探しをするという時間を作ってみても良いと思います。
ひとつ注意点もあります。
それはゲームとsnsに浸かりすぎることです。
過去の私はゲーム三昧の不登校生活を1年ほど送っていました。
その中から得られた良いこともたくさんありましたが悪いことも多くありました。
不登校でネガティブになっているのにも関わらずゲームで負けてイライラしさらに悪化するということもありました。
ゲーム関連で外に出ることもほとんどなく引きこもりになってしまう可能性もあるのでそこは要注意です!と過去の自分を反面教師として話させていただきました。
そして好きなことにたくさん時間を使える不登校生活を送ると明るくなり、徐々に学校についても視野に入ってくる頃だと思います。
学校について考えることは非常に大事です。
ですが学校に行く前によく自分と相談してみてください。
今はもうネガティブに侵されすぎない心を持ったあなたですから過去の自分とよく話せるはずです。
なぜ辛かったかのか。なにをきっかけに不登校になったのか。誰と私は合わないのか。のように過去を軽く振り返ってみてください。
辛い過去を掘り起こすと行為なので、拒否反応がでたら直ぐに中断しましょう。
ただ、過去の自分を知っておくだけで今後の生活は変わります。
私も何がきっかけでどうなってなぜお腹が痛くなるのかなど色々と考えました。
そこから自己理解が高まり、今では悩みはほとんどありません。
ほとんどの人は「自分のことなんて自分が一番知ってる!」と勘違いをしています。
無意識下で起こっていることなんて何も知りません。
過去の自分を客観的に見ることにより無意識下で起こっていたことを見れるのです。
そこから「あー、自分はこれで辛くなっちゃうんだ。じゃあ次からはこうしとこ!」と自分の傾向と対策ができるようになります。
そこが理解できるようになると学校生活での捉え方も変えれると思います。
私は最初の方それをせずに学校に行ったので、学校が終わったあとはやはり腹痛などが続いていましたし、明日は学校に行こう!と思った当日も腹痛などで苦しみました。
相談室の先生は「頭の中では理解出来てないことを身体が教えてくれているんだよ」と話してくれました。
身体もひとつの心です。
身体に変化がでたら頭では知らない心の声なのです。そこも大事にしてくれたらと思います。
さて話を少し現実的な方へと変えましょう。
学校に行かないと!
これはなぜ思うのでしょうか。
それは不登校関係なしに勉強をするためだからです。
不登校の子なら尚更、勉強は遅れています。
だからこそ焦ってしまうのです。
でも自己理解もあまり無く、好きなことを見つけれずに勉強ばかりやっていてもまたこの先どこかで辛い現実を突きつけられると思います。
好きなことをやっていたらどこかで勉強をやるきっかけにもなるかもしれません。
私はそうして料理が好きになり、調理師免許が取れる高校に進学しようともしました。
それくらいどこかできっかけが降りてきます。
ただそこに賭けすぎても良くありませんよね。
両親からきついことを言われたりと現実を突きつけられると思います。
ですから自分の心が落ち着いた時に最低限の勉強はしておきましょう。
今はネットで自宅学習が簡単にできる時代です。
高校受験を控えていて、あまり勉強もしてなかったという不登校中学生の場合は通信制高校をおすすめします。
私の通信制高校は個別で勉強も教えてくれます。
色々と可能性があるのです。
その可能性をしっかりと見つけ、暗い洞窟から抜け出していきましょう。
10何年しか生きていない中でこんなネガティブな経験ができたことを私は感謝しています。
もし大人になってこんな経験をしていてもきっと不登校生活みたいに毎日休めてないはずです。
家族がいたら休んでいられず明日も会社明後日も来週も来月もとエンドレス状態です。
それを繰り返すことによって鬱になったり自殺までに発展する大人の方も非常に多いです。
方向転換がきくという10代の特権です。
この経験は将来大活躍するはずです。
同じミスはしませんし、仲間が暗くなった時の人生サポートもできます。
人生の先輩になったと胸を張って生きていきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。ツイッターなどにも不登校について上げていますので見てくださると幸いです!
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