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第47歩:水の音が心地よい 小仏峠~高尾山(2021年8月27日)【山歩き記録】

パッとしない天気が続きますね。なのに暑い。でもそろそろ歩きたい。もうすぐワクチン接種&秋雨シーズンで動きづらくなるし。ということで、近場、短めで、高尾・小仏城山を歩きました。小仏バス停→小仏峠の道が個人的に今回の新しいルートでした。

コース概要

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地理院地図に書き込み。

小仏バス停を起点に、小仏峠へ。そこからは勝手知ったる高尾山への縦走ルート。高尾山からの下山には6号路を選択。少しでも涼を期待して、登りも下りも沢沿いのコースです。目標は午前中に歩き終わること。

記録

8時36分、小仏バス停から出発です。トイレはありますが、人気に比して2台しかないので、並ぶこともあります。高尾駅で済ますか、高尾山域はトイレが多いので、急ぎでなければここでする必要もないでしょう。

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しばらくはアスファルトの車道が続きます。

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途中で景信山への登山道を右に分けます。小仏バス停で降りた人の多くは、ここから景信山に向かいます。小仏峠方面はなおもアスファルト。時折差してくる日差しの暑さにうんざりしてきたところで、ようやくアスファルトが終わり、登山道が始まります。横に「真の道 奥宮」というのがありましたが、工事中でした。

登山道の起点、左が小仏峠方面、右が景信山方面です。景信山方面には、八王子市の通行止めのバリケードがありました。

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沢の音とセミの声が響く、気持ちの良い林道が続きます。ミンミンゼミが強かったかな。

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途中で沢からは離れますが、そこから小仏峠まで15分ほどです。9時23分、小仏峠到着。

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明治天皇行幸碑と、三条実美の句碑があります。

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小仏峠のベンチで一息入れたら、小仏城山へ。最初道が分かれますが、すぐ先で合流します。

9時50分、小仏城山到着。名物の天狗、一度転倒して撤去されていたと思うのですが、位置を変えて復活していました。

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美しい松。の背後に富士山があるのですが、この日はやっぱり見えず。

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標識と、かすんでいて微妙な都市部の展望。以前はここに天狗がいました。

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ここで高尾駅の一言堂で買ってきたきなこクリームパンをいただきます。きなこクリームの中にあるじゃりじゃりしたきなこ?砂糖?の粒と、めちゃくちゃ柔らかいパン生地とが、不思議な食感を作っています。美味しい。

高尾山マガジンさんによる一言堂の紹介↓

さて、小仏城山を発って、高尾山へ向かいます。まずは一丁平。絶好の富士見スポットです。ただし晴れれば。

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続いてもみじ台。ここの茶屋が営業しているのは初めて見ました。平日でもやっているんですね。

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そして高尾山。11時16分。この日の空はこんな感じ。

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広場には、なぜかパラリンピックのモニュメントが置いてありました。人がいっぱい写ったので上げないでおきます。

時間的に午前中の完歩は怪しくなりましたが、6号路で下山です。その6号路、頂上付近の階段が大幅リニューアルされていて驚きました。厳しい意見をすれば、景観破壊レベルの人工物。木の板の上を歩きたくて6号路を選びはしないのですが。ただ、カジュアルな山なので、安全面とか、土がえぐられないようにとか、そういう意図なのでしょう。それでも、一度作ったからにはこの階段が劣化しないよう維持していかないといけないので、大丈夫でしょうか。写真、新しい階段の左には古い階段の名残が見えます。

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階段を下りきって少し行くと、沢に当たります。そこから少しは沢の中、沢が大きくなって川になってくると、川沿いの登山道となります。沢の中を快適に歩くなら、防水性能のある靴で来るのがよいですね。

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6号路の出口近くの琵琶滝。お坊さんには滝の音が琵琶の音のように聞こえたらしいですが……解脱にはまだまだ遠いようです。

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というわけで、高尾山口駅は12時半でした。駅横の温泉で汗を流してさっぱり。


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