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ピアノのセカンドオピニオンレッスン

セカンドオピニオンとしてレッスンをしている生徒さんが、とあるコンクールの全国大会で最高位を受賞しました。取り組む姿勢と過程が素晴らしかったので、結果はついて来ればいいなとは思っていたものの、本当についてくると、嬉しいものです。メインの先生とLINEスタンプで祝杯をあげました笑。

セカンドオピニオンレッスンは、病院のセカンドオピニオンの考え方を応用したもので、メインの先生(主治医にあたる)と連携を取った上で、必要に応じてコンクール前などにレッスンをさせていただいています。

医療の場合でもそうですが、この場合、患者さんが主体的であることがポイントであり、レッスンの場合も、二人の先生のレッスンを受けた上で生徒さん自身がどう取り入れて取り組んでいくか、ということが求められます。ただ受け身で優等生的にこなせば良いというレベルより、さらに難易度は上がりますが、のちに独り立ちしていくための大切なプロセスにもなります。

私の場合元々継続レッスンを受けておらず、必ずメインの先生と連携を取るため、お互いに「生徒をとる、とられる」といった問題も起きず、逆にお互いの視点で一人の生徒をレッスンし内容を共有することで、指導力も磨かれるという、教師にとっても良い機会になっています。

音楽の世界、もっともっとこのセカンドオピニオンレッスンが気軽に行われるようになると良いなぁと思っています。

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