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放送大学の学費を「モバイルレジ」で納めて手数料を抑えてみた話2020.09


【はじめに】
ちょうど半年ほどまえ こちらの記事を書きました↓
放送大学の学費をnanacoカード経由でクレジットカード払いにした話2020.03

あれから半年… コロナ禍にざわざわさせられながらも ぶじに2020年度1学期の履修を終えることができ あっという間に2学期の学費の支払いの季節がやってきました

またnanacoにするか おとなしく現金納付するか… 悩んでおりましたが
どうせなら今回は
・手数料をなるべく低く抑える!
・なるべく早く納める!
という目標を立てて やってみることに

そしてタイトルの通り 今回は「モバイルレジ」というサービスを初めてつかって納めたので
「モバイルレジ」をこれからつかってみようか という方の参考になればと前回同様 記事にすることにしました^^

「モバイルレジ」で納付する利点と難点は…
利点:
・手数料が一律「99円」なので 5万円以上の学費を納める場合は他と比べて割安になる ※1万円未満はコンビニ払いが66円で最安 1万円以上5万円未満はゆうちょ銀行ATMが71円で最安
・時間と場所を選ばず いつでも どこからでも納付ができる
難点:
・「モバイルレジ」アプリが動作可能な端末が必要
・「モバイルレジ」で利用可能な金融機関の「インターネットバンキング」サービスの利用登録が完了している必要がある
・領収書や振込控のたぐいがいっさい発行されない
・つかっているモバイル端末によっては 払込票のバーコード読み取りが思い通りにいかないことがあるらしい(「モバイルレジ」アプリのユーザーレビューではこの点が酷評されている)
・「モバイルレジ」アプリ画面と金融機関の画面(アプリやブラウザなど)を行き来しながらの操作となるため ちょっとわかりづらい

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1. まずは手数料を比較

放送大学から届いた払込票の裏面や 各金融機関のサイト さらに諸先輩がたが公開しているブログ記事なども参考に 表をつくってみました
※記事公開日現在の わたし調べの情報です
つねに変動するかと思いますので 最新の正確な情報はそれぞれの公式サイトなどにてご確認ください

振込手数料比較表202009

上から手数料の額が低い順に並べていますが ざっくりまとめると
・1万円未満ならコンビニ払いが66円で最安
・1万円以上5万円未満ならゆうちょ銀行ATMが71円で最安
・5万円以上なら「モバイルレジ」が99円で最安
ということになり 今回の学費は5万円以上10万円未満なので 「モバイルレジ」が最安と判断しました

2. 最安の「モバイルレジ」をつかってみる!

「モバイルレジ」については 公式サイトから詳しく確認できます↓
「モバイルレジ」

特徴をかんたんにまとめると
・平成19(2007)年から(株)NTTデータが運営する「携帯電話バーコード決済サービス」 ※2011年サービス開始との説明もあり確認中
・請求書・納付書のバーコードをつかって専用のモバイル端末用アプリから支払い・納付ができる
・Pay-easy(ペイジー。税金・各種料金払い込みサービス)と連動している

思ったより歴史が長いサービスだったんですね…(今の今まで知らなかった… 恥)
2017年には口座振替の手続きができるようになったり 2018年にはクレジットカード決済も選べるようになったりと 進化を重ねてきているようです
※放送大学の学費納付には 現時点ではクレジットカードはつかえず 「金融機関からのインターネットバンキング経由の支払い」になります

3. 【要注意ポイント1】じぶんの端末でアプリが動作可能かを確認

「モバイルレジ」アプリの動作可能端末の確認はこちらから → ご利用可能な携帯電話

現時点ではざっくり言うとこんな感じ:
・ Androidバージョン4.4以上 ※機種によっては読み取りにくい場合あり
・ iOS9.0以上
上記OSであればスマホ・タブレットともに利用可能なようです

4. 【要注意ポイント2】提携金融機関を公式サイトで確認

「モバイルレジ」は現在約1100もの金融機関と提携しているそうです!(信用金庫・信用組合などの件数が非常に多いので こうなるみたい)
提携先の確認はこちらから → ご利用可能な金融機関

ここで注意が必要なのが 確認するのは
・自分が保有している口座のうち 「インターネットバンキングの登録」を済ませている口座の銀行名がリストにあるか
ということです
「モバイルレジ」で放送大学の学費を納める場合 「ネットバンキングでお支払い」という選択肢しか表示されません
そのため じぶんが「インターネットバンキング」に登録済みの口座を保有している銀行が 提携金融機関リストに存在している必要があるのです

5. 「モバイルレジ」アプリをダウンロード・インストール

確認できたら次はアプリのダウンロード・インストールです → ダウンロードサイトURL
※利用可能な端末から 上記リンクへ飛ぶか
Androidの場合は「Google play」 iPhone・iPadなどiOS端末の場合は「App Store」で「モバイルレジ」と検索してダウンロードすることもできます(わたしはApp Store経由でした)

とっても軽いアプリなので ブロードバンド環境であれば あっという間にダウンロード・インストールできてしまうと思います
しかもインストール後の設定などは一切なく すぐにバーコードの読み込みができるので この工程はほぼノンストレスでした

6. 【要注意ポイント3】バーコード撮影(ちょっとコツがいるかも…)

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アプリを起動すると この画面が出たので「バーコード撮影開始」をタップしました
するとバーコードを読み取るカメラ画面になるので 画角の中にうまくバーコードを収めて読み取らせます
※うまく読み取るコツとして:
・払込票をなるべく平らに置き 光(明るさ)を均一にする
・カメラによっては寄りすぎるとピントを合わせづらくなるので やや引いた辺りから 少しずつ寄りながら読み取らせる
わたしはこれでうまくいきました

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読み取ったら アプリからブラウザへ画面が遷移し(最初は遷移してるのに気づかなかった) 正しく読み取ったかどうかの確認画面になりますので
ここで画面に表示される番号と 払込票のバーコード下に印字された番号が同じかどうか確認します

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「確認」を押すと「お支払い内容の確認」画面が開き 支払先(収納代行会社の「みずほファクター」)と金額(払込票に記載された学費と手数料99円を合算した額)が表示されるので 確認したうえで「お支払い方法」の「モバイルバンキング」をタップします

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すると「モバイルバンキング利用条件の確認」画面になるので 内容を確認してチェックボックスにチェックを入れ 「同意する」で次に進みます
(画面スクショ割愛します)

次の「金融機関選択」画面で金融機関を選択し 確認して先に進むと そこからは各金融機関の「税金・各種料金払込(Pay-easy ペイジー)」画面に入っていきます

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7. 【要注意ポイント4】「ワンタイムパスワード」を求められてふりだしに戻る…

今回利用したのはご覧の通り三菱UFJ銀行で 理由は三菱UFJのインターネットバンキングの利用経験がそれなりにあったからでした
ただ 最近あまりつかっていなかったため もしかしてつまづくかもな… という予感はしていたのですが… 案の定でした

ネットバンキングのアカウントに無事ログインし 振込先と金額を再度確認して さぁ次へ… と思ったところにこの表示↓

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それ何だっけ? という状態でしたw 三菱UFJではセキュリティ強化のために ネットバンキングの取引時などに「ワンタイムパスワード」の入力が求められるようになったんでしたよね… 忘れてました

8. 【要注意ポイント5】アプリ画面と金融機関画面の行き来がうまくいかない…

三菱UFJのサイトで改めて「ワンタイムパスワード」の利用登録をしたうえで もういちどはじめから仕切り直しです

・「モバイルレジ」アプリ画面でバーコード読み取り →確認
・ブラウザの「モバイルレジ」画面で金融機関選択 →確認
・ブラウザの金融機関のネットバンキング画面で支払先や金額など確認 →ワンタイムパスワード入力 →支払い完了

この流れで仕切り直した1回めは 失敗しました
ワンタイムパスワードを求められたところで パスワード取得画面に行き 取得後に元の画面に戻ろうとしてブラウザを閉じてしまったらしく アプリの最初の画面が表示されて またもやふりだしに戻るという…

気を取り直して2回めで なんとか支払完了できました

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とにかくワンタイムパスワードの前後でブラウザを閉じないように… と気をつけていましたが 2回めでなぜうまくいったか 違いがよくわからなかった…
1回めに取得したワンタイムパスワードが もし無効になってたら 1回めと同じ現象を繰り返していたかも… ぶじ有効だったので助かりました

9. 【要注意ポイント6】領収書や控えの代わりの画面キャプチャを忘れずに

「モバイルレジ」での支払は領収書や控えが発行されないので 8. に載せた「受付完了」時点での画面をキャプチャしたものを保存しておきます

念のため 金融機関の取引履歴確認画面にもアクセスし 今回の支払の履歴が反映されているかをチェックして こちらも画面キャプチャしました
支払先・金額ともに間違いなく これで全プロセス完了です(ほっ)

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10. まとめと謝辞

今回も思った以上に(しかも前回以上に)長くなりました… 最後まで読んでくださり ありがとうございました!

マイナス金利の昨今 「手数料」は金融機関の貴重な収入源になっていることは理解してますが… 5万円以上の納付だと最低でも3倍以上の差になります…
この差をどう価値としてみなすか という話になってくるわけですが
金融機関への「ロイヤリティ」とみなして 日ごろお世話になってる感謝をこめて チャリンとお布施をするのか
あるいは「安心料」とみなして 既存のしっかりした金融機関を通す安心感を お金で買うのか… そんなところでしょうか
ただ昨今の「ドコモ口座」の不正引き出しの一件で 大手金融機関にもまさかの穴がある… と思い知らされましたしね…

そんなこんなで今回はチャレンジの意味もこめて 「モバイルレジ」を選択しました

支払をおこなったのが金曜の夕方だったため 現時点でまだ放送大学側で着金が確認されておらず これがぶじ反映されてはじめて 満足度について言及できるかな と思います
問題なく反映されれば 満足度はかなり高い! といえます
万一うまくいかなかった場合は またご報告しますね(そうなりませんように!)

最後に 「モバイルレジ」での支払いにあたり またこの記事をまとめるにあたり 以下の記事を参考にさせていただきました
心より感謝申し上げますm_ _m

・「元東大生が放送大学始めました」さま(「学費の払込手数料を安く抑える方法」 の記事)
・「しろっこブログ」さま(【放送大学学費】手数料が最安の支払い方法はどれ? の記事)

※記事中の画像の無断転載はお控えください

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