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諦 め よ う と 思 っ た ら 引 き 戻 さ れ る 。

職場の気になるKさん。
もう意識しないの呪文を自分にかけて。
今まで気になってたのを、頑張ってフラット状態に戻せるように努力してました。

そんななか
今日もKさんとシフトが同じ日。

荷物が届くのが遅かったので、陳列のメンテ的な事をしていて。
そして、ドライヤーの棚の辺りに移動。
そうしたら、ドライヤーなどの担当のKさんがさりげなく隣にきて。
「今日この新しいの3つ入ってくる予定やから、、」
と展示してあるドライヤーを指しながら、伝えてくれた。
了解ですー、みたいに返事して。

したら、目が合って、じーっと見てくるKさん。そして、口をひらく。
「まめさんって、ほんとにかわいいよなあ」
と、しみじみと伝えられた。

おじいちゃんが縁側でお茶を飲みながら
「今日もいい天気だねえ」
と、言う感じで。

なんだかそれが、深い愛情のように錯覚され、みょーにドキドキしてしまう。

と、だいぶ落ち着いたからこんな風に語れているけど、聞いた瞬間はまた軽くパニックになったのだった。
えっ?!またぶっこまれた!
みたいな。
Kさんって、ほんっと自分の独自のペースで動く人だよね。。

でもほんと、嘘みたい。
完璧脈ナシの対応に思える時もあるのに、、
なにを信じたら良いか、分からなくなる。

なので
「Kさん普段、そんな風に思ってるって全然見えないんですけど、、!」
と、冗談ぽく返した。
そうしたら
「やー、いつも思ってますよ?遠くから見てたり、かわいいなあーってしょっちゅう言ってる」
へっ?ほんとに?
「見た目若いから全然同い年に見えやんわ」
やわらかい笑顔で、やっぱりちゃんと目を見て伝えてくれた。
そのときの笑顔が、なんかいいなあ、って思えた。
「かわいいっていうか高貴な、、」
とか言い出して、それは良く見過ぎだなあ、と思ったけど、素直に嬉しかったので
「自信がつくので、しょっちゅう言ってやってください。笑」
と返した。
したらそのタイミングで副店長が来て、仕事の話が始まったので、わたしはその場を離れた。

やばー、さっきの会話聞かれてなかったかな?

副店長って皆をピリッとさせるために、たんまにきつめの発言入れることもある人なんだけど、どこか人間味というか、結局人が好きみたいなのが滲み出てて、おちゃめな一面もあるんだよね。

Kとまめさん(わたし)あの二人なんかあやしいぞ、なんて言ってなかったらいいけど。。

そんなことで、
その出来事があったのと

あとはバックヤードで二人だった時に
「まめさんて仕事かけもちしてるの?」
みたいな質問もあったな。
で、わたしからもぶっこんでみた。
「Kさん前に県外にも美味しいもの食べに行くって言ってましたよね?◎◎市の美味しいとことかも知ってますか?わたし、去年越してきたので、まだあんまり詳しくないんです」
Kさんは
「たくさん知ってるよ。おしゃれなとことかも、、」
意外な返事。おしゃれなとこ?いいな。
「歳も近いし、ご飯とかまた誘って下さいよ。わたし、暇してるんで」
そう、伝えてみた。
「えっ、誘わせてもらってもいいの?」
そこで、会話終了。

特に連絡先交換もしてないし、、
社員さんからは連絡先聞きづらいかな?
と思ったので、休憩中にちいさいメモにメアドを書いていつでも渡せるようにしておいたけど、それから渡すタイミングは無かった。

まあ、そんなに急がなくてもいいのかな。。

帰宅してからシフトを見たら、
わたしもKさんも明日は休みだった。
ご飯行けたかも。
やっぱり渡せば良かったなあ。

1か月くらい前。
イメチェンしたときにかわいいって言ってもらえて。それからだいぶ空いての、二度目の「かわいい」入りましたー!て感じだったのだけど、前回よりしっかり伝えてくれた感じがして、ほんとに伝わったし、じわじわと嬉しかった。
そもそもこんなスローな恋愛なんてしたことないし。
まーただ外見のことだけかもしんないけどさ。
Kさんに言われると、やっぱ嬉しくて。
他の人に言われるより。
身体も心も喜んじゃうんだよ。

こんな風に、じわーっと自分のことを思ってくれる人と恋愛できたら、幸せなんだろうな。
安心できるんだろうな。

ただ、ちょっとコミュニケーションは取りづらくはあるけど、、Kさん独特だからな。

そんな今日でした。

はー、毎回まんまとKさんに振り回されっぱなしだー。

* * *


本日のタイトル画には、みずたまさんの「春風のにおい」という絵をお借りしました。
かわいい恋みたいな感じの絵にも思えて好きです◎

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