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物件選び後悔ポイント~初めての一人暮らし~

私は2023年10月1日に引っ越しました。
引っ越した理由は色々あるのですが、大きな一つの理由は、母親が嫌いだからです。
毒親であり、弟への贔屓がひどく、一緒に住んでいても食卓を囲むことはおろか会話もないので、下宿所状態でした。
また通勤時間も1時間半以上かかっており、電車に乗る時間が長く、睡眠時間が満足に取れなくて身体的にも精神的にもずっと辛い状態でした。
本当に色々あり、「今なら引っ越せる」と思い、8月ごろに物件を探し始めて今の物件に引っ越しました。
引っ越した当初は不安とわくわくでいっぱいでしたが、徐々に後悔と不安と少しのわくわくに変わりました。
まあ今は多少の希望を持つことができています。
後悔は主に物件関連の問題です。
今回は物件関連の後悔ポイントを今後の自分と初めての一人暮らしの方向けに書いていきます。

物件の条件

初めての一人暮らしですから、身近な友人の意見を取り入れることも多いのではないでしょうか。(会社が用意したレオパレスに一か月一人で住んだことはあります。)
まさにそれが私です(笑)
しかも友達が数人しかいないので、そのうち頻繁に会う1名の友人の経験談をよく聞いていて、それが私の物件選びの基準になっていきました。
とはいえ、自分的にここは妥協できるかも?という点は妥協し、条件を決めていきました。

以下絶対条件

  • 職場から基本乗り換えなしの地下鉄駅

  • 家賃8万円以下(共益費込み)

  • バストイレ別

  • 独立洗面台

  • 都市ガス

  • 室内洗濯機置き場

  • 2階以上

  • インターフォンTVモニター

  • 1K

以下はできれば

  • 築浅(10年以内)

  • 鉄骨または鉄筋コンクリート造

  • 角部屋

  • 2つ口コンロ

  • 追い炊き

  • 浴室乾燥機

  • ベランダ広め

  • 北向き以外

  • 宅配ボックス

  • オートロック

行った不動産屋が良くなかったってのもありますが(今なら選ばない)担当の方は女性でしたので理解してくれましたが、手伝ってきた男が「プロパンじゃないと無理です。都市ガスは設置するのが大変で少ないんですよ」とか「この路線は激戦なんで無理です」とか、聞いてもいないことを言ってきてほんとうざかったです(笑)ちなみに女性の担当の方も同じこと思っていたかもしれませんが、「無理」は言いませんでした。

実際に選んだ物件

実際に選んだ物件の内容は以下の通りです。

  • 職場から基本乗り換えなしの地下鉄駅(通勤時間トータル1.5時間ほど削減)

  • 家賃7.5万円(共益費込み)

  • バストイレ別

  • 独立洗面台

  • 都市ガス

  • 室内洗濯機置き場

  • 2階以上

  • インターフォンTVモニター

  • 1R(扉がないがキッチンと寝る部屋は仕切られている)

  • 築浅(5年以内)

  • 木造

  • 角部屋

  • 2つ口コンロ

  • 追い炊き

  • ベランダ広め

  • ベランダ南向き、東にもう一つ窓

  • 1階は住居以外

  • ポストなし

  • ベランダ・玄関屋根なし

どうでしょうか。
ちょっと女性が好みそうな物件ですよね。
私も色々と騙されました(笑)
今の木造は音が聞こえにくいです、とか(笑)
理由が木造というだけではないですが、他の記事に上げたように、騒音で悩まされることになり、隣人がいる時間は常にヘッドホンやイヤホン、寝る時はイヤフォンで何か流していないと眠れなくなりました。
いまだに眠れなかったらどうしようというトラウマが付きまとっています。

実際に住んでわかった問題点

間取りや文面、内見だけではわからなかった問題点を上げます。

木造の騒音問題

不動産屋には「築浅の木造は音が響きにくい」と言われ、その言葉を信じました。
しかも、内見に行ったときは隣室も空き家。
音を聞くすべもありませんでした。
また実家は木造の築年数の古い一軒家だったため、「まあ木造から木造に引っ越すだけだし」と考えて妥協してしまいました。
木造という部分以外がすべて条件範囲だったからというのもあります。
しかし、実際住んでみると、扉の開け閉めや足音、ベランダの開け閉め、ベランダへの上り下り、玄関扉の締める音、シンクに物を置く音、冷蔵庫の開け閉めがかなり響きました。
そして極めつけにはいびきとスマホのアラーム音、バイブ音、くしゃみです。
確かに空間を伝ってくる音はあまり聞こえません。
テレビの音や独り言、ドライヤーの音などは聞こえません。
咳も聞こえないです。
もちろん隣合った壁際でやられたら聞こえるかと思います。
先日隣人の恋人らしき人が出かけるのか迎えに来ていて、おそらく壁際で恋人が言葉を発したため、聞こえました。
そのため不動産屋の言っていたことが100間違っているわけでもないと思います。

さらに、隣人が少々常識がない点も騒音の原因かと思います。
隣人は隣り合っている壁にベッドを置いているようです。
私は隣り合っている壁と逆に置いているので自分のいびきやスマホのアラーム音は聞こえていないと思います。
まあ家具の配置は自由ですし、隣り合っているほうにテレビを置かれて夜中までテレビの音に悩まされるよりはマシかと思います。
アラーム音やバイブはすぐに止めてくれたら問題ないのですが、なんと30分から1時間ほど鳴らし続けていることもざらなのです。
何回か止めて→寝て→止めて…は私もやるので理解できますが、止めれば快適に二度寝できるであろうアラームを止めないのは全く理解ができません。

クローゼットの扉も両手で気を遣って開け閉めすれば大きな音は出ないはずなのですが、バターン!ドカーン!と夜中1時2時でも盛大に開け閉めをされるため、結構夜中に目が覚めて辛い現状です。

玄関前とベランダの屋根がない

これはなんと住むまで気が付きませんでした。
実家は両方屋根があるため、気が回りませんでした。
まあ晴れている日に洗濯物を干すのでベランダはなくてもいいのですが(鳥の糞や雨に襲われても最悪洗い直せばOK)玄関だけはあったほうが良いと思いました。
通販の荷物がぬれたり、置き配が頼みにくかったり、雪が積もりすぎて出られなかったらどうしよう!と思ったり…
特に配送業者さんに申し訳ないですね…かわいそうなので早歩きで玄関まで行きます。

近くに学校がある

これは問題というほどでもありませんが、近くに小学校があるため、校庭から砂が飛んできます。
私は洗濯物を外に干す際はポールや手すりを拭くのですが、砂汚れがすごいです。
まあ黒い土ではないので、服に着いたら払えばいいか~くらいの気持ちです。
実家も以前は家の前が畑で、家が隙間だらけということもあり、家の中も砂だらけでした。
それに比べたらマシです。
逆に学校があることで警察や親(大人)の目があるので変な人が少なそうでいいです。
まあ大人が子ども乗せた暴走チャリが多くてそれは困りますけど。

実際に住んでわかったこと

では問題点以外のわかったことをまとめます。

コンロは2つ口じゃなくても良い

これはオーブンレンジを購入したことにより思ったことです。
今となっては奥のコンロしか使っていません。
オーブンのグリル機能や電子レンジを使って調理しながらコンロで調理する、というのが自分的には効率も良く、掃除も簡単で良いです。
ただ、シンクと作業スペースは広い方が良いです。
オーブンで焼いた何かを置いたりまな板を置いたり、洗い物もゆったりできたほうが良いです。
なので次引っ越す時はコンロだけは1つ口でもいいかなと思っています。

キッチンが広いと料理がはかどる

先ほどの項目でも一部書きましたが、オーブンおけるスペースがあり、シンクや作業スペースも充実しているので、料理がはかどり、外食をほぼしなくなりました。
まあ、収入が少ないのでできないというのもありますが(笑)
実家にいる時は作業スペースが荷物で埋められていてやりたくてもできなかったので、今一人暮らしで一番楽しいのが料理です。
毎日平日はお弁当持参。おかずは冷凍食品詰め合わせが基本ですが、余裕のある時はおかず(酒のつまみになりそうなものが多いですが…(笑))を作って冷蔵または冷凍してお弁当に入れています。
またキッチンが広いからこそ、机とイスを置き、そこで食べたり、作業スペースで作りながら食べたり、たまに寝る部屋にあるPC机で食べたり、居室(?)以外で食べる選択肢があるのもまた気分が変わって良いです。

追い炊き幸せ

私は毎日湯船に浸かるわけではありませんが、浸かる時は長風呂です。
なので追い炊きを使えると非常にありがたいのです。
まあ凍結防止のために水を溜めておかなきゃいけなかったり、そのせいで内窯?が汚れるので手入れしないといけないのが面倒ですが、それでも沸かし直せるメリットは大きいです。
ま、なければなくても仕方がないと思います。
次の引っ越しの際に追い炊きあるなしで1万円違うなら諦めます。

浴室乾燥機はなくてもよい

引っ越す前はあったら便利だと思っていました。
しかし、日当たりの良い部屋なら要らないな、と思いました。
前日使ったバスタオルは浴室の換気扇で十分乾きます。
洗濯物はベランダに出る窓の枠に取り付ける突っ張りタイプの洗濯物干しみたいなのを買って、そこに干し、サーキュレーターを回しています。
さすがに夜干して朝乾くということはないですが、朝カーテン開けて、天気が良ければ夜か、最悪でも2日間干せば完全に乾きます。よほど厚地でない限り。そして加湿器要らず。
夏はカーテン締めて出かけたいし湿気が増えてどうかな…と思うけど、まあそれは夏になってから考えます(笑)朝から晩まで外に干しておくのも服が日焼けするし…

部屋は狭いが収納充実が最高

25平米以上あるので狭くはないが、
寝るところは5.5畳。
実家では6畳の部屋を与えられていたので、狭いのが気になっていたのですが、寝る部屋と玄関のクローゼットが1畳ずつくらいあるので全然問題なし。
まあまだ実家に置いてある荷物があるのでやっていけている面もありますが、実家からそんなに遠くなくて物置のようにしばらく使えるのであれば狭さは目をつぶってもいいのかなと思いました。
(もちろん狭さに限度はありますし、いずれは実家の自室は布団くらいにしたい。)

ポストがないが問題なし

私のアパートは玄関扉の新聞受けがポストを兼ねています。
住み始めた当初はびっくりしましたが、ポスト見忘れることもないし、そもそも今そんなに郵便物がない。
大体ネットで終わりますしね。

通勤時間の充実は大切

私は約1.5時間くらいの通勤時間の削減になりました。
その代わりスマホをいじる時間が減り、好きなアイドルの情報収集がうまくできなくなり、もう熱もかなり覚めてきました(笑)
そして睡眠時間が1時間くらいは増えたので、なんだか体調が良いです。
肌荒れがしないとかそういうのはないんですけどね(笑)
とはいえ、次の引っ越しはもう少し通勤時間を延ばして(我慢して)騒音に悩まされない条件のところに引っ越すつもりです。
(周辺のRC造だと7.5万円は無理)

最後に

これから初めて一人暮らしをする人の参考になったら良いなと思います。
また追記があれば書きたいと思います。
当時の私に言いたいことは、納得のいく物件が見つかるまで引っ越さないべき!(笑)

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