セリアのつけペンの使い心地をまとめました

先日、愛用していたつけペンの軸を壊しました。

インク見本を作成する際に使用していたカリグラフィ用のペン先を差せるペン軸がなくなり困っていたところ、100円均一のセリアでつけペンセットを発見しました。

そこで今回はセリアのつけペンセットを実際に使ってみた感想についてまとめます。

セリアのつけペンセットに入っているのは黒い樹脂製の軸とGペン・丸ペン・スクールペンの3種類です。この4点セットが110円というのは破格です。

軸には2重の溝があります。外側の溝はGペンとスクールペン、内側の溝は丸ペン用です。

Gペンには「G」の文字が彫られているのでスクールペンとの違いはわかりやすいです。

このペン先は太い線と細い線の強弱がつきやすいという特徴があります。コミック絵の主線を描くのに適しているそうです。

丸ペンは細い線を書くのに適したペン先です。強弱がつけやすく繊細な表現ができるそうです。

スクールペンは均一な線を引くことができます。Gペンと丸ペンの中間の太さで扱いやすいペン先だそうです。

実際にインクを付けて書いてみました。

使用したインクはセリアのコバルトブルーです。

正直書き味には期待をしない方がいいと思います。

Gペンはガリガリとジャリジャリの中間、丸ペンはザリザリ、スクールペンはジョリジョリとした書き心地です。3種類共、紙やすりに文字を書いているような引っ掛かりを感じました。

100円均一の商品は個体差が大きいことがあるため単純に外れを引いた可能性もあります。

ペン先はイマイチでしたが軸の部分は適度な太さがあり持ちやすいです。

普段使っているカリグラフィ用のペン先を差しても問題なく使えました。

手が湿っていると若干滑るかもしれませんが100円で期待するクオリティは超えています。少しマットな黒い軸はバリが一切なくスベスベです。

まとめ：110円ならばあり

正直ペン先のクオリティがイマイチのため初めてつけペンを使う方にはオススメできません。

ただペン先の書き心地が良くないことを知った上でつけペンセットを使用し、つけペンそのものの仕組みや管理の仕方を学ぶのはいいかもしれません。パッケージに使用方法や管理方法が書いてあるので初めて使う方でもわかりやすいです。

個人的には好みのペン軸に巡り合えるまでのつなぎとして、ペン先は別に用意した上でセリアのつけペンセットを購入するのがオススメです。

私は好みのペン軸が見つかるまではこのセリアのペン軸でインクの色見本を作ろうと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。