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母の膵臓がん闘病記録1 血糖値440膵臓がんが発覚するまで

ペットロスから熟年離婚までの流れを
マガジンにまとめました。

そして、今日からは
2017年に亡くなった母の短い闘病生活について
書き残しておこうと思います

母は2017年5月19日に空に旅立ってしまった
膵臓癌でした

最近、膵臓癌で亡くなる人も多いと聞くので
どなたかの参考になるかどうかわかりませんが
記録を残しておきます

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他の記事でも
母とのことは書いているんですが

母はずっと健康で
父を見送ってからも一人暮らしがいいと言ってて
じっとしているのが嫌いで

週に2日はシルバー人材センターで紹介してもらった
マンションの掃除と
不動産屋さんのチラシ配りの仕事をしてた

もうそろそろ80歳になるんだからゆっくりしたらいいのに
と言っても
暇つぶしにしているだけだからと言って
全くやめる気配もなかった

ずっと働いてきた人だったので
暇な時間があるのがたえられなかったようです


そんな母が
2016年の秋くらいから
胃の調子が悪いと言ってた

たまに息切れがするんだよね。といっても
年のせいじゃない?と軽くあしらってた
(お母さん、ごめんなさい)

ただ、血圧は高かったので
かかりつけのお医者さんがいて、
そこで胃薬をもらって様子を見てた

元々、あんまり仲がいい母娘じゃないので
たまに電話するくらいなので
私自身はあまり気にしてなかったんだけど

そんな時、ある土曜日の朝
出かけようとしたところ、母から電話がかかってきた

「調子が悪くって、今、病院に来てるんだけど
検査したら・・・

お医者さんと変わるから話聞いてみて」と言われ

お医者さんと話すと、

「血糖値が440あり、急激に上がってるので
これは大きな病院で診てもらう方がいいので、
今から来てもらうことできませんか?」

えええー。血糖値440って怖いよね・・・


すぐに行きますと返事して・・・

1時間くらいかかる道のり
急いでる時に限って、駐車場も見つからず
なかなか到着できず
母からは「まだなの?」とお怒りの電話

そんななか、ようやく病院に到着して
先生の話を聞き
そこから、総合病院へ直行。

土曜日の午前中
受付時間終了ギリギリの11時58分に到着し、
なんとか見てもらえることになった

血液検査、尿検査、エコーなどをしてもらったら、

膵臓に影があるということ
そして、やはり血糖値が高く
尿にも糖が出ているということで
再度、簡易CTをとることになった

そのCTの結果
膵臓に腫瘍らしきものがあるので
一度検査入院してしっかり見た方がいいという
結論になった

健康だった母が
病院に通って定期的に血液検査もしてたというのに

それでも、やはりわからないものなんだな

あんなに勝気で頑固な母が
弱気になった姿って初めてでした。


でも、この時には
こんなに早く別れが来るとは
全く想像してませんでした

母は本当に健康で
80歳と思えないほどの逞しさで
ほんとに体の心配なんて全くしてなかった

だからこれが最初の入院

私の方が小さい頃から弱くって
だから、いつも私のほうが先に逝くんじゃないかなって
いってたのに

わからないものですよね

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