シナリオライター、案件の見つけ方(直営業編)
はーい!ということで、今回は直営業をするために、シナリオ制作の案件を見つける方法を書いていきたいと思います。
ちなみに、「直営業は怖い!!」と言う人をよく見かけます。でもあくまで個人的な感覚として、クラウドソーシングで案件に応募する方が怖くない??と思うのは私だけですかね?
だって、クラウドソーシングって、誰が応募したか、そして誰が当選したか一目瞭然じゃないですか。だけど直営業なら、ひっそりとお相手にメッセージを送るだけだし、クラウドソーシングよりもハードル低くないかしら?と個人的には思うんです。もしお返事が返ってこなかったとしても、「きっとまだメッセージ見てないんだな★(キラッ)」と思っておけば、余計な傷は負わなくて済みますし。
ということで!
\直営業は怖くない!/
こちらを合言葉に、どんどん気に入った案件元に営業をかけていきましょう!
「そんなこといったって、そもそもシナリオの案件なんてどう見つけるの?」
はい、そんな声が聞こえてきた気がしました。
大丈夫です。クラウドソーシング以外でも、シナリオ制作の案件はごまんと見つけることができます。
ここからはいつも通り、YouTube動画を例に、シナリオ制作案件の探し方を見ていきましょう。
1. YouTubeチャンネルの概要欄
みなさん、YouTubeチャンネルの概要欄を見たことがありますか?
「そんなに積極的には見たことないな~」という方がほとんどかもしれません。しかし!YouTubeチャンネルの概要欄は、私たちシナリオライターにとって宝の山。概要欄さえ覗いてしまえば、お仕事ゲットのチャンスが手に入るかもしれないんです。
例えば、『ねこまみれ』というYouTubeチャンネルがあったとします。イメージが湧くようにイラストを作成しました。
こちら、スマホの画面でYouTubeチャンネルのトップページを見た時の図だと思ってください。(ちなみに、イラストに対するクレームは一切受け付けておりませぬ。3回書き直してこのクオリティだ)
スマホの場合、『ねこでまみれているチャンネルです』の説明部分をクリックすると概要欄に飛べます。すると、このような説明欄が出てくると思います。
はい!もうお気づきですよね!
最近のYouTubeチャンネルは、このように概要欄に連絡先やお仕事募集情報を載せているところが多いです。そのため、概要欄さえチェックできればこっちのもの。ぜひ、日頃から見ている動画や、自分の好きなYouTubeチャンネルの管理者に、ポートフォリオと共に熱意ある提案文を送ってみましょう。大丈夫。直営業は怖くない!
2. クラウドソーシングの参考動画
「でも、普段YouTube観ないし、どんなチャンネルが仕事を募集しているかなんて分からないな」
「漫画動画のシナリオは書いてみたいけれど、特に好きなチャンネルはないしなぁ」
駆け出しのシナリオライターさんなら、そういった方もいるかもしれません。その場合はぜひ一度、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングを開いてみてください。
「え?結局クラウドソーシング?」と思いますよね。いえいえ、そうじゃありません。
前回の【クラウドソーシング編】でも紹介したように、クラウドソーシングでYouTube動画のシナリオ制作案件を探すと、依頼詳細画面にこのような内容が出てくると思います。
クラウドソーシングにある依頼には、このように高確率で参考動画のURLが貼られているため、そこをクリックすると自動的にそのYouTubeチャンネルに飛べる仕組みになっているんです。
そのため、「シナリオ制作がありそうなYouTube動画の探し方が分からない!」という方は、こういった参考動画先を参考にしてみてください。(語彙力)
そこで気に入った動画に巡り会うことができれば、迷わず直営業に踏み込みましょう。
3. X(旧:Twitter)
ライターさんの多くは、Xを使っている方が多いと思います。しかしそれはクライアントも同様。
そのため、Xにてシナリオ制作のお仕事を募集しているチャンネルも実は多いんです。
こちら、大好きな『ダヴィンチアカデミー』さんの固定ポストをお借りしました。
このように、Xの固定ポスト、またはプロフィール欄に「制作者募集」と投稿しているクライアントは意外といます。仮に、YouTubeチャンネルの概要欄に連絡先が貼ってなくとも、Xで検索をかけたら出てきた!なんてこともあるため、ぜひ気になるYouTubeチャンネルがある方は探してみてください。縁は自分の手で掴み取りましょう。
番外編
「探し方は分かったけれど、どうせなら実績公開OKな案件に出会いたいな」
「一目で単価の高い案件を見分ける方法を教えて欲しい!」
はい、そういった方もいることでしょう。
正直、単価うんぬんは営業をかけた際、クライアントに直接尋ねる、またはこちらから「◯◯円でいかがでしょうか?」と提案するのが一番かと思われます。特にYouTube動画のシナリオ制作は、最初から高単価の案件を狙うより、お仕事を頑張って、クライアントに貢献して貢献して徐々に単価交渉をしていくのが確実かと。
なぜかというと、これはクライアントにもよりますが、「再生回数が伸びたら単価アップ」や「チャンネル登録者数が増えたら単価アップ」と提示してくれるクライアントもいるため。成果が直接単価に反映されることは十分にありえるので、経験を積むと同時に、単価アップを狙っていきましょう。
ただ、『実績公開OK』な案件は、意外と簡単に見つけることができます。その方法は、、、Xで実績を公開しているシナリオライターさんのポストをチェックすること!
こちら、私の過去のポストです。このように、クライアントから実績公開OKの許可がでている動画をXにあげているシナリオライターさんは意外といます。こういったポストをチェックするだけで、「あ、この案件は公開OKなんだ」ということが分かりますよね。
また、Xではポートフォリオを公開しているシナリオライターさんも多いため、そのポートフォリオを見させていただくのもひとつの手です。
Xにポストをしていなかったとしても、ポートフォリオに実績として動画や原稿を載せていらっしゃるライターさんもたくさんいます。勉強の一環としてぜひ、他のライターさんのポートフォリオはチェックしてみてください。
はい!ということで、今回はクラウドソーシング以外でYouTube動画のシナリオ制作案件を見つける方法を書いてみました。案件さえ見つけてしまえば、あとは頑張って直営業に踏み込むだけ!メールやXのDMを利用して、ぜひ意気込みをお相手に送ってみましょう。
あ、あとこれは経験談ですが、日々Xで仕事についてのポストを発信していると、それを見たクライアントから直接オファーがくることもあります。私も一時期、毎週のようにオファーのDMをいただいていたことがありました。それくらい、Xの発信というのは結構見られているんですよね。発信大事!
それでは、今回はこの辺で。なにかの参考になれば幸いです。では、また!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?