宇宙を駆けるよだか
大切なのは、見た目か、中身か―――。
久々にハマるドラマに出会ったので、今日はその魅力をぜひとも聞いてほしい。(※ちょこっとネタバレ含みます)
だだん!今回ご紹介するのはこちら!
WEST.(元ジャニーズWEST)の重岡大毅さんと神山智洋さんのダブル主演で配信されたドラマ『宇宙を駆けるよだか』です!ひゅーパチパチ!!(拍手)
そう、これね、入れ替わりの物語なんです。
入れ替わりのストーリーって一昔前に流行りましたよね。ぶつかった拍子に体と中身が入れ替わっちゃった!みたいな。
だけどこの入れ替わり、実は……海根の策略だったんですよ。
珍しいですよね。偶然ではなく、必然の入れ替わりストーリーって。
とまぁ、もちろんメインテーマは入れ替わりなんですが、このドラマの魅力はそれだけではありません。その他にも友情、恋愛、コンプレックス等など。思わず眉間にシワが寄るほど考えさせられる内容がギュッと詰まっているんです。
なかでも、特にオススメしたいポイントは2つ!順に説明します!
①俳優さんたちの圧倒的な演技力
ライターを始めるまではテレビっ子だった私。
元々、果耶ちゃんと望生ちゃん、そして重岡さんの演技力が高いことは知っていました。
(男性アイドルに詳しくないため、神山さんの存在はこのドラマを観るまで存じていませんでした。ファンのみなさん、ごめんなさい!)
そのため、観る前から期待していたんです。このドラマ、絶対面白いぞー!って。ドキドキわくわく。
だけどいざドラマを観ると、期待以上でした。特に清原果耶ちゃん。
入れ替わりの演技なんて、それだけで難しいじゃないですか。でもね、観ているうちに忘れちゃうんですよ。あ、この2人、そういえば入れ替わってるんだ!って。
そんな感覚を思い起こさせるくらい、果耶ちゃんと望生ちゃんの演技力が高すぎて。なんの違和感もなくストーリーに没頭できます。正直、あらすじを見るまでこの2人が主演だと思っていました。
特に第6話(最終話)の果耶ちゃんの演技は鳥肌級です。迫真の演技とはまさにこのこと。こんな国民的美少女が、こんなにも振り切った演技をするなんて。第6話は涙なしでは観れません、本当に。(私はダバダバ泣きながら観ていました)
それに加え、重岡さんと神山さん。この2人も本当に本当に上手でした。ネタバレになっちゃうから書けませんが、特に5話目の神山さんは「すごー!!」ってなりました。いやぁ、びっくり。これまた違和感なんてまったくなかった。驚きを通り越して感動でした。男性アイドルを推す人の気持ちが分かったよ私。
②詰め込まれたストーリー
前述のとおり、このドラマは入れ替わりだけが魅力の物語ではありません。
サブテーマとして、大切なのは見た目か、中身か。そして、たったひとりでも、自分を認めてくれる存在がいれば、人は強くいられるんだなということが描かれていると感じました。
「自分を認めてくれる人が、たった一人いるだけで世界は変わる」
これは入れ替わったあとの、海根さんのセリフです。まさにまさに、その通りだな、と。
人は人のなかでしか生きることはできません。
そのなかで、誰からも理解されることがないまま生きていくほど、辛いことはないと思います。
ただ、たとえ、万人から好かれなかったとしても、周りが敵だらけだったとしても、たった一人、理解者がいれば、人は強くいられる。自分らしくいられる。
そんなこと教えてくれた物語でした。
ちなみにこれ、原作が漫画なんですが、もちろん漫画も全巻持っております私。
漫画や小説が実写化するときって、(言い方は悪いですが)結構期待外れなことが多いじゃないですか。
ところがどっこい!(古い)
このドラマは本当に本当に期待以上です。これを観るためにネトフリに登録しても、絶対損はしないと思います。本当に。
いやぁ~でも、できることなら漫画を読んでからドラマを観ることをオススメします、はい。
そしてなんと言ってもラスト。
重岡さん演じる火賀が……。ね、うん。
あぁ、火賀。私は火賀派だよ……。泣ける。
大切なのは、見た目か、中身か―――。
その答えが、このドラマを観た後はきっと出ると思います。ぜひ!みなさんご視聴ください!!!
【47/100】