INFJ におすすめしたい作品たち、というタイトルにしましたが、より正確には、
おそらく INFJ の私がとても好きで、なぜか INFJ を感じて、INFJ の方たちと語り合えたら楽しいだろうなあと思う作品たち、です。笑
MBTI はプロのセッションを受けたことがなく、
本やネットで少し勉強した程度なので、あくまで個人的な感覚だと捉えていただけますよう…
ちなみに作中の登場人物の MBTI は Personality Database というサイトを参考にしました。海外のサイトですが、時々覗きにいくのが好きです。
めちゃくちゃ長くなってしまったので、気になるところだけでも読んでもらえると嬉しいです。
いつものように、ネットの海に投げ入れるメッセージボトルのようなイメージで書きました。どなたかと共有できる何かがありますように💐
それでは、早速…!
レ・ミゼラブル
ヴィクトル・ユゴー原作。19世紀後半のフランスを舞台に、たった一つのパンを盗んだことで19年間投獄されたジャン・バルジャンをはじめ、過酷な時代を生きる人々を描いた群像劇。タイトルの意味は「ああ、無情」。
塩狩峠
三浦綾子さんの小説。自らの命を犠牲に乗客を救った実在の鉄道職員、長野政雄さんをモデルにした物語。
グリーンマイル
スティーヴン・キング原作、トム・ハンクス主演の映画。死刑囚を収容する刑務所で起こったふしぎな出来事を描いたヒューマン・ファンタジー。
無限的我 Limitless
NCT127の楽曲。一見すると EXTP っぽい(?)のですが、歌詞に INFJ を感じます。ぜひ「無限的我 日本語訳」で検索してみてほしいです。素敵な訳を出してくださっている方がいます(ちなみに日本語ver. もあるのですが、そちらはまた全然違う世界観で私はあまり INFJ は感じないかな…)
ちひろさん
Netflix オリジナル映画。元風俗嬢でお弁当屋さんのちひろさん。とても個人的に、原作は透明な青で映画は淡いだいだい色、というイメージです。
クラウド アトラス
時代も場所も異なる6つの物語がふしぎに交差し合う、壮大な映画。キーワードとしては、輪廻転生、カルマ、シンクロニシティなど。
おおきな木
シェル・シルヴァスタインの絵本。ほんだきいちろう訳、村上春樹訳があります。現在書店に並んでいるのは後者。あるりんごの木と、男の子の物語です。
ビロードのうさぎ
マージェリィ・W・ビアンコの絵本。私が読んだのは、酒井駒子訳・絵のものと、ウィリアム・ニコルソン絵・いしいももこ訳のもの。現在手に入りやすいのは前者です。ぼうやに大切にされたうさぎと、子ども部屋で起こった魔法のお話。
大きな鳥にさらわれないよう
川上弘美さんの小説。遠い未来の、人類の衰退を描いた連作短編集です。
i
西加奈子さんの小説。シリアで生まれたアイという名の女性の物語。
FACT FULNESS
ハンス・ロスリングのノンフィクション作品。タイトルは、データや事実にもとづいて世界を見ることで、思い込みから解放され、心を癒す、という意味合いです。
「普通がいい」という病
精神科医、泉谷閑示先生のノンフィクション。心と頭のバランスをとり戻し、「自分を生きる」ための本。
ノートルダムの鐘
劇団四季のミュージカル。ヴィクトル・ユゴーの原作にある重厚感と、ディズニー映画のすばらしい楽曲やキャラクターをいいとこ取りしたような作品。ノートルダム大聖堂を舞台に描かれる、人間讃歌の物語です。
ここまで、数週間かけてぽちぽち、ぽちぽち書いてきたのですが、さすがに長くなり過ぎてしまったので残りはタイトルだけ並べておきます😳☺️
進撃の巨人 諫山創(漫画、アニメ)
ぼくの地球を守って 日渡早紀(漫画)
サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ(ノンフィクション)
夜と霧 ヴィクトル・E・フランクル(ノンフィクション)
せかいいち うつくしい ぼくの村 小林豊(絵本)
僕 キツネ モグラ 馬 チャーリー・マッケジー(絵本)
あなたの人生の物語 デッド・チャン(小説)
息吹 テッド・チャン(小説)
悪魔の手紙 C.S.ルイス(小説)
春にして君を離れ アガサ・クリスティー(小説)
ラースと、その彼女 (映画)
善き人のためのソナタ (映画)
あん (映画)
バタフライ・エフェクト (映画)
シェイプ・オブ・ウォーター(映画)
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語/不幸なできごと (映画/Netflixドラマ)
This Isn't the End Owl City(楽曲)
生きてることが辛いなら 森山直太朗(楽曲)
時代 中島みゆき(楽曲)
風の坂道 小田和正(楽曲)
Love in the Ice 東方神起(楽曲)
Not Your Fault NCT U(楽曲)
以上、私がとても大切に思っていて、さらに INFJ をどこかで感じた作品を集めてみました…!
好みは偏りまくっているだろうし、好きなだけ語りたくなってしまっただけの自己満ですが、もしもどなたかと何かを共有できたら嬉しいです。
書きながら思ったのは、私の思う INFJ らしさとは、
生きるとは、愛とは、人間とは、という根源的な問い、壮大さ、緻密さ、誠実さ、高潔さ、優しさ、切実さ、悲しみ、自己犠牲、静かな絶望、信念…
このあたりかなあ、と思いました。
上にも挙げた「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」というドラマに、
というセリフがあるのですが、私はこれがとても好きです。
逆に考えれば、腐敗と傲慢に満ちた世界であっても、文学やたくさんの素晴らしい作品があるから私はなんとかやっていけるのだなあ、と改めて。
あと、面白かったのが、この note を書こうと思って真っ先に思い浮かべたのが「レ・ミゼラブル」「塩狩峠」「グリーンマイル」の三作品で、どれもキリスト教色の強い作品なんですね…
私自身、キリスト教含めどの宗教も信仰していないのですが、昔からキリスト教の教えとはなんとなく波長が合う気がしていて、(中学から大学までキリスト教系の学校に通っていたので)聖書の授業が好きだったり、ここに挙げた以外にも、キリスト教をテーマにした大好きな作品がいくつかあったりします。
MBTI を学んで、イエス・キリストが INFJ だという定説を知り、ふしぎに納得したりもしました。
……と、なんだかまた長くなっちゃいそうなので、本当にこの辺で。笑
もしも、このラインナップならこれも好きそう!とか、INFJ の方でこの作品もおすすめだよ!とかあれば、ぜひ教えてほしいです🌿
まさかとは思いますが、ここまで全部読んでくださった方がいれば、本当にありがとうございました。とっても嬉しいです😭🤝🏻
INFJ という性格タイプは生きづらさと常に隣り合わせにあって、おそらく死ぬまでそれは変わらないんじゃないかなあと思うのですが、
少なくとも私はここに挙げたような素晴らしい作品たちと出会い、それらを心から味わえる自分のことはとても好きです。
INFJ の人たちにとって、人間に絶望することは避けては通れないのかもしれないけれど、この世の美しいもの、素晴らしいものをこれからもたくさん見つけて生きていこうね…!という気持ちです。
素晴らしい作品たちに、心からのありがとうを💐