テスターから開発者になってからの1年をふりかえる

ふりかえりAdvent Calendar 2023 11日目の記事です。

ふりかえりAdvent Calendar登録は2回目になります。
この記事ではテスターから社内SE(開発者)にジョブチェンジになって1年たったので、ふりかえりをしたいと思います。


社内SEになった背景

今まではシステムテストの設計、実行やE2Eのテスト自動化設計、実装やPoCをしていました。
それらの業務を遂行していく中で、「作る側(開発側)はどんなことを考えているのか」に興味を持ち、経験してみたくなりました。

また開発知識を身につけることで、ステークホルダー間の会話をスムーズに行え、より価値のあるテストを設計できるのではないかとも思ったため、ジョブチェンジしてみました。

KPT + YWTの組み合わせでふりかえり

KPTとYWTを合わせた形式(YKWT?)でふりかえりしたいと思います。

  • やったこと

  • よかったこと/続けていきたいこと

  • わかったこと/感じたこと

  • 今後の課題/次やること

やったこと

  • 社内システムの運用/保守、追加機能の開発

    • 技術負債の解消をメイン

      • Ruby on Rails7のアップグレード、脱Coffee Script、パフォーマンス改善

  • コーポレート部門の業務効率化

    • 小さなツール開発(Python)

    • 課題整理

      • 業務フロー図や問題構造図の作成し、ボトルネックを見つける

よかったこと/続けていきたいこと

  • テスター時代に経験したことや勉強したことを活かせた

    • 問題整理時にはSaPIDを活用

    • テスト自動化経験により、テストコードの実装に詰まることがなかった

  • 積極的に関係者と会話ができた

    • モデル(UMLやRDRA)やプロトタイプを見せながら、定期的に場を設けて要件や課題整理を行った

      • 事前に認識齟齬を発見できるようになった

まなんだこと/感じたこと

  • スムーズに会話するためには開発知識以外も必要

    • ソフトスキル(ファシリテーションや語彙力)

      • 認識合わせ出来たと思っていたことが実が曖昧で、実装した後に「こうじゃない」となった

    • ドメインスキル

      • 相手が言った機能や要求に対して、「本当に必要なものなのか」「その目的であればこういう方が良いのでは」と提案できない

  • 早期の検証(テスト)活動を行うことのメリット

    • 開発業務を通して、より実感

      • 受け入れ条件(受け入れテストケース)を考えると、考慮していない業務ルールなどが見つかる

      • 早期に欠陥を発見できると修正時間が短くなる

今後の課題/やっていきたいこと

  • 要件整理の進め方を自分なりに整理したい

    • 業務システムであれば、RDRAをベースに進めていきたい

    • BDDのようにステークホルダを巻き込める会話をしたい

  • ソフトウェアテストについて、より理解したい

  • 開発スキルの向上

    • 携わっているフレームワークの理解ももちろんのこと、ネットワークやデータベース周りも学習したい

さいごに

簡単ではありますが、さらっとふりかえってみました。
※ 結構ギリギリで書いたため、内容が軽くなってしまいました。。
時間があるときに、内容を詳細に記載しようと思います。

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