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事実を確認してから行動を取ろう

最初は和気あいあいとした人間関係でも、仲良さの一線を越えると辛辣な言葉を投げつけてしまう。そんな言動に至る自分を止めたい。ちょっと仲良くなったな、自分の事を理解してくれるな、と思い始めた時が一番危ない。自分の中にある、期待や理想や想い。それらとそぐわない行動を取った相手に、いきなり厳しい言葉を投げつけてしまう癖が私にはある。

こんな癖は無くした方がいい。でも、癖は無意識に取る言動なので、その無意識の泉で何が起こっているのかに注意を払わないといけない。引き金は失望だと思う。自分に心地よい何かを相手がくれるな、ひょっとしたら自分と同じ価値観を持っているのかな?と考え始めた時に孤独が埋まった気がする。だけど、それは相手が頑張って私の事を理解しようとしてくれていただけかもしれないのだ。

つまり、相手という事実と、私の中の思い込みにギャップがあり、勝手に失望し勝手に怒っているのだ。と、なれば相手に対する思い込みを事実に近づければ良いという事になる。具体的には、自分が言ったことへの反応ではなく、その言ったことを理解しているならばこういう行動を取るはずだ、という所の裏を取るのだ。

気持ちいい事を言ってくれる人だな、そういう風に好感を感じた時にこそ、一歩立ち止まって、それが相槌なのか、それともその人の真心の行動なのかを一つずつ事実確認するように心がけるのだ。そうすれば相手に対して勝手に期待し勝手に絶望するような愚を避けられるようになるはずだ。

ひどい言葉を投げつける前に、自分の中に相手への理想化という思い込みが無いか、心がけるようにしようと思った。


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