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「どうする家康」第37話感想

再来年の大河ドラマのキャストが4人発表されましたね!

…で、こんなことを考えたのは、多分私だけですね…↓

(この間、「高畑勲展」を見てきたので、余計に思うのかもしれませんが…(染谷さんが2019年AK朝ドラ「なつぞら」で演じた神っちは、宮崎駿監督に相当))

(「田沼意次はイケメンだったので、大奥の同意を取り付けやすかった」という話があります…いつの時代も同じだなぁ(^^;幕末の老中・阿部正弘にも、似たような話がありますし)

(「高畑勲展」で音声ガイド担当だった役者さんが大河主演するのは、いつになるの…)

…前置きが長くなり過ぎました。

さて、「どうする家康」第37話は、天下一統=三河武士団解散。゚(゚´Д`゚)゚。回でした。

※ちなみに、BS4K視聴しながら見ていたのはこちらでした…本当にどちらにも失礼だなぁ自分(+_+)

普段の大河視聴では、こういった「ながら視聴」はしないのですが。
そりゃ、(大志くんが演じた)「真田丸」秀頼さまが混ざりますって(;・∀・)

「真田丸」といえば、今回は小田原攻めにより「後北条の事実上滅亡」が描かれましたが、北条氏政(演・駿河太郎さん)の「東国の片隅を統べる者として、天下一統に向かう力に抗いたかった(要約)」という言葉に、「真田丸」で降伏説得に来た源次郎に、剥がれかけた白塗り+焦燥で目がいってしまった氏政(演・高嶋政伸さん)が「せめて最後は、(籠城で兵糧攻めされるのではなく)華々しく合戦をしたかった(要約)」とこぼしたのを思い出しました。

「どうする家康」オリジナル要素「瀬名さま慈愛の国構想」は、ここの伏線でもあったのですね。

三河武士団「解散」は…これまでの積み重ねを思うと。・゜・(ノД`)・゜・。

(流れ的には、海老すくい殿(酒井忠次)もいるべきでしたが、この時点では既に隠居+目を病んで戦場に来られなかったから、仕方ないですね)

個人的には、榊原殿の月代が美しかったです(≧▽≦)特に杉野さんのファンという訳でもないのですが…

そして、家康は服部半蔵などを連れて新天地(秀吉から「左遷」させられたともいう)・江戸へ向かいました。

「大河べらぼう」とつながりましたね!

毎回欠かさず見ている「ブラタモリ」知識も役立ちました!
(埋立地に江戸屋敷の土地を与えられたのは、上杉や伊達といった「外様」)

江戸の街づくり編は、今後の話の中で細切れに出てくるかと思いますが(家康が江戸にいた期間は、本当に短い)、どのくらいやるのだろう…?

そして、今回から家康の「デキる女秘書」側室・阿茶局が登場しましたが、「側室の出番をかぶらせない」という令和のコンプライアンス事情もあるとはいえ、ちょっと唐突だったなぁ。

※阿茶さまは、「瀬名さま慈愛の国構想」の頃には、既に徳川に仕えていたそうで…何なら、小牧・長久手合戦の段階で出てもおかしくない人物…

「デキる女秘書」を抱えた家康と対照的に書かれたのが、凄味のある美しさで秀吉を虜にしている茶々さま。
この時点で、既に茶々さまの側には大蔵卿局(「大坂の陣の時にいきなり出てくるヒステリックBBAキャラ」でおなじみ)がいたんだよね。画面に映っていないだけで。
そこで思い出したのが、茶々さまの母・お市さまが「織田から連れて来た侍女でも浅井の侍女でもない、自分自身で召し抱えた侍女」阿月ちゃん。

この局面で阿月ちゃんを思い出したのは、きっと私だけだろうな…。

第37話冒頭で生まれた鶴松ちゃんは、終盤に亡くなってしまいますが、茶々は子供に執着などなかったのだろうな。
(ここらへんは、「真田丸」の茶々さま(演・竹内結子さん)がすごくよかった)
そして、「秀吉には大勢の側室がいたのに、子を産んだのは茶々さまだけ」だったので「本当に秀吉の子か?」というのは、昔からよく見る話ですが。
「秀吉が織田から政権を「簒奪」した経緯が経緯だっただけに、「子をなす側室」は織田の血筋と気性を濃くひいている茶々さまだけ」と寧々さまが決めた…という最近の説は、しっくりきますね。
「どうする家康」で「正室の許可を得ない妾(not側室)との「お手つき」の危険さ」をやったから、余計に思うのかもしれませんが。

そして、次回は唐入り。

肥前名護屋での「やつし比べ」ということは…秀吉は既に「太閤(関白を譲った人)」になっているのですね。
つまり、秀頼の誕生→関白・秀次の悲劇が近いということか(ノД`)・゜・。
そして、「徳川殿をお慕いしてもよろしいでしょうか」とささやく茶々さまが怖いです(>_<)

(秀頼の誕生も近いしね…)

反省会的文脈では断じてないのですが(声を大にして主張)、今回は余計にそれを思った回でした…。
(「真田丸」では、死の床にある鶴松最期の夜に「秀長の死」「千利休の切腹」を時間軸をずらして重ねた、ミステリー仕立て回がありました…締めは、寧さま(演・鈴木京香さま)の腕の中で幼子のように泣く茶々さま)

いつも以上に長くなりすぎた!(前置きが長すぎたせいともいう)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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