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「どうする家康」第41話感想

さて、「どうする家康」第41話は、関ヶ原序奏の回でしたね。

この段階までくると、不穏でない回などないのですが、今回は大いくさの前なので、特に不穏でした。

2016年「真田丸」きりちゃんのセリフに「不穏、大好き!(不穏の割と当事者の発言)」がありましたが、今回は「不穏は嫌じゃー(ノД`)・゜・。(ドラマ序盤の家康風に)」ですね…。

フラグフラグ言っててウザい実況ポスト群を、ここに晒します…(;´Д`)

初回から見ているこちら側は「ようやく家康に天下が(ノД`)・゜・。」と感慨無量なのですが、石田三成とか茶々さまにとっての家康は「強大な力を盾に、やすやすと政権をかすめ取ろうとするラスボス(まさに「織田が搗き 羽柴が捏ねし 天下餅 座りしままに喰うは徳川」の狂歌の通りに)」にしか見えないよなむしろ。

※「直政状」→「直江状」
(致命的変換ミス)

そりゃ、直江状は出るし(もし上杉が動かなかったとしても、別の誰かが動いた可能性はある)、三成は挙兵しますわ(もし三成が動かなかったとしても、別の誰かを担ぎ上げて挙兵していた可能性は全く否定できない)。

これ、見ていてちょっと意外だったなぁ。もちろん、良い意味で!
去年の小栗旬さんは割と元のガタイが良いので、「首筋の細さに演じている重みが」を感じなかったので(故に、畠山重忠さまに余計に「演じている重み」を感じたのかもしれませんが)。

私、割と「演じている役と役者さんを混同する」傾向にあるのですが(もちろん、御本人に見えるようには言わないでいるつもりですが)、北川景子さんが「美しいのに、気さくで飾らない人柄」なのを知らなければ、北川さんを本気で嫌いになってただろうし、一生怨んでいただろうな…。
(現に、二階堂ふみさんがそんな感じ)

第二次上田合戦は「秀忠(及び本多正信)率いる徳川本隊が関ヶ原に間に合わなかった」という意味で大きいポイントなのですが(故に、関ヶ原は「徳川の「横綱相撲」合戦」では全くなかった)、どう描写されるのか…。
(沼田入城拒否事件は…鳴海唯ちゃんの稲で見たい気もするけれど、ないですねそうですね(^^;)
そして、伏見城で彦左衛門と千代が…(ノД`)・゜・。

関ヶ原の合戦が勃発した旧暦9月15日は、あぁいう形で最期を迎えた信康の命日でもありますしね…。

ここからは、雑感をいくつか。

「秀頼の「遺伝子上の父」は誰だ」コンテストで上位常連の大野治長(茶々さまの乳母子)ですが、今回は違いそうですね(+_+)

(服部半蔵も「二代目」が出てきてもいいのですよ…実際「真田丸」では出て来たし(初代/二代目とも、ハマカーン・浜谷さん))

大谷吉継(刑部)が、病がいよいよ重くなって顔貌が醜くなったという設定で「イカ頭巾」姿での登場でしたが、何の病かには説があるそうで…

対家康挙兵で、形としては「(幼年の)秀頼の前での誓い」をとりましたが、その儀式で「誓いの酒をかわした盃を思いっきり割る」というのがあるのですが…

あの茶々さまは、大坂の陣で、嬉々として甲冑を付けて戦に臨みそうだ…
北ノ庄城での母・お市さまのように…
お市さまは「乱世は面白い」と言っていましたが、それは乱世を切り抜けられる自信がある者の「強者の驕り」でしかないんだよ。

今回は、前回に比べて感想文の切れ味が若干鈍い…反省。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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