人生の本番は常に『今』
今回は僕が大学卒業後からこれまでプロバスケットボール選手という夢を追いかけてくる過程で感じたことを書きたいと思います。
僕の周りには沢山の夢を追っている人がいます。
中には大学卒業後も、バイトをしながら夢を追いかけている人もいます。
こんなリスクをとって夢を追いかけている姿はカッコいいし、凄いことだと思います。
けど、中には夢を追いかけているけど中途半端な人がいます。(中途半端になっていってしまう人もいます)
例えば、生活のためと言ってバイトをつめつめでやる人。
もちろん、僕もこの環境の大変さは痛いほど分かります。
ただ、夢を追いかけながら隙間なく忙しくバイトをしている日々を送っていると徐々にその環境に慣れてしまいます。
徐々に現実逃避、言い訳をしながら人生を送るようになってしまいます。
『俺の人生〇〇になったら凄いぞ、そこからが本番だ』と。
これは売れないバンドマンが『もし俺がバイトを無しで音楽に専念できたら凄いぞ』
『バイトをやめてからが俺の人生本番だ』こう言ってるのと同じことです。
人生の中で悩みゼロで自分が心からやりたいことに全精力を傾けられるタイミングなんてきません。
人生は今抱えている、そのしんどい悩みをどうにかしてクリアするゲームです。
今の悩みがバイトをしながら夢を追いかけるのが大変だと感じることなら、そこをどうすればクリアにできるか考えることが今の課題なんだと思います。
僕も現状、チームから給料をもらっていません。
しかし、スポンサーさんにサポートをお願いしてバスケットに専念できる環境を作ることができています。
スポンサーをお願いする意外にも、時給1000円のバイトをするのではなく自分の価値を高めて1時間5000円でトレーナーをしながら夢を追いかけている人もいます。
もう一度言います。
悩みゼロで自分が心からやりたいことに全精力を傾けられるタイミングなんて人生でこない。
人生は今抱えている、そのしんどい悩みをどうにかしてクリアするゲーム。
今、この瞬間が人生というゲームのまさに本番です。
せっかくリスクをとって周りと違う選択をして、夢を追いかけると決めたんだから夢を叶えて欲しい。
僕も同じ立場だからこそ本気でそう感じます。
自分の環境に言い訳しない。言い訳できない環境を作る。そんな夢追人になって『やりきった』と言って終われるようにお互い頑張りましょう。
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