一流の思考力
はじめに
今回は一流の思考力というテーマで書いていきたいと思います。
ありがたいことに、これまで僕は沢山の一流の方と関わらせて頂きました。
そんな方々を間近で見ることで、沢山のことを学ぶことができました。
今回はそんな一流の方と凡人代表として僕の思考の違いを書いていきたいなと思います。
捉え方
一流とそれ以外の人の差が一番表れるのは、上手くいかない時の思考パターンだと思います。
もっというと、上手くいっていない時に『どれだけ自分を信じることが出来るか』だと思います。
例えば、2試合連続で上手くいかない時があったとします。
その間に、ライバルが大活躍をしました。
その結果、今後試合に出れる機会が減ってしまいまうことがなんとなく見えてきたとします。
こんな時に、その世界で生き残っていける一流と、生き残っていけない人の『捉え方』に差が出ると思います。
・ヤバいな、これで信用を確実に失ってしまった。
・何で自分はあんなミスをしちゃったんだ。
・あの人はあれが上手いからな〜。
・元々のキャリアが違うし、その割には良くやっている方だけどな。
こんなことをその日の寝る前までずっと考えてしまいます。これが普通の人の捉え方だと思います。
しかし、一流は少し違います。
・この2試合は上手くいかなかったけど、別に俺の才能が無くなるわけじゃないし大丈夫。
・今はできないけど、1年後絶対俺はここで必要とされる存在になれる。
・ここはダメだったけどこの部分は通用してる。あとはここだけを伸ばしていけば大丈夫。
・この2試合は必要とされなかったけど、どこかで必ず自分が必要とされる時がくる。その時、結果出せるように準備しよう。
周りの一流アスリートをみていると、このようなる捉え方をしている人が生き残っていると感じます。
しかし、負けず嫌いでもない僕は、そんな状況に直面した時、すぐにこんな捉え方はできません。
でも、そんな人にもこの弱肉強食な世界で生き残っていける方法はあると思っています。
どうすればこの捉え方ができるか
では、上手くいかなかった時、どうすれば一流のような捉え方ができるようになるのでしょうか。
それは、『自分の可能性を信じれるような努力をする』ことだと思います。
要するに、勝ち筋を見出す、戦略を練る時間を作るということです。
こことここを伸ばしていけば、あいつよりも価値の高い存在になれそう。
じゃあ、まずはここを成長させていこう。
そのためにはどういう練習が必要か?何に時間を費やせば良いかな?
こういう戦略を考えて勝ち筋を見出していくことが、たとえ上手くいかない状況でも自分を信じることができる方法だと思います。
戦略の立て方
①この丸の部分はマーケット
例)Bリーグ
②WHO=自分が売り込む相手
例)〇〇チーム、〇〇監督
③What=便益(メリット)
例)
・シュート
・ディフェンス
私を取ることでチームにとってこんなメリットがありますよ。と言えるようになることがすごく大事。
もちろん、チームに所属すれば求められることが違います。
まずは、『求められていることが何なのか』を把握することです。
現状、求められていることを求められているレベルでできなくても大丈夫だと思います。
求められているレベルが10段階で9だとしましょう。
すでに6.7ぐらいのレベルでできること、少し磨けば価値になりそうというものを優先的に磨いていくことがおススメです。
④HOW=信じてもらう理由を言う
1番わかりやすいのは『数字』です。
ディフェンスを売り出していくなら、自分が出ている時の失点数が少ないというデータを見せることも1つだと思います。
もちろんチームスポーツなので1人が頑張ることで結果が出る訳ではありません。
しかし、ボール運びで相手からターンオーバーを誘発さること。ターンオーバーしなくても時間をかけさせて、相手のやりたいことをやらせない。
それがディフェンスの失点数に結びついていることが証明できれば、自分のディフェンスが評価されます。
なので、数字など分かりやすい結果を示すことが大事だと思います。
自分の強みは〇〇です。自分が出た時は数字的な結果としてもこのように表れてます。
このように言語化できれば完璧だと思います。
まとめ
話を戻しますが、私がこれまで1番苦しかった時期は、未来に可能性がないと悟ってしまった状況です。
しかし、そんな状況からでも、勝ち筋が見えてくると人は必ず前向きにチャレンジできると思います。
自分の未来にワクワクしてくると思います。
現状、周りから『あいつでは絶対やっていけない』と言われるような状況でも、自分だけは自分を信じてあげてください。
そのために、信じれるような努力をしてあげて欲しいです。
その一歩目として、勝ち筋を見出すための戦略を練る時間を作ってみてください。
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