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【DAY62】 「カラダ」と「水分」の話をします。

ひとくちに「水分」と言ってもいろいろですが、いわゆる「飲料水」などの、口から飲んで摂取する「水分」ではなく、カラダの中に存在している「水分」の話になります。「体液」と言い換えてもいいかと思います。

カラダの中にある水分の量

水分量は、年齢とともに変化します。
だいたいですが、このくらいですね。

新生児:70〜80%程度
4~5歳児:70%程度
成人男性:60%程度
成人女性:50〜55%程度
高齢者:50〜55%程度

成人男性と成人女性では、5〜10%水分の量が違いますが、その分、成人女性は脂肪量が多いため、だいたいは一緒と捉えてもいいみたいですね。

体重70kgの成人男性ならば、約42リットルもの水分を体内に蓄えていることになります。「人間は水でできている」と言っても大げさではないかもしれませんね。

水分(体液)の正体

「体液」は、ざっくり言うと「血液」「リンパ液」「組織液」(間質液)になります。

そのうち細胞内を満たすものを「細胞内液」と言います。体液のうち、細胞内に存在するものの総称ですね。この細胞内液は、細胞がその機能を発揮するためのさまざまな化学反応が発生します。

一方、細胞外にある体液を「細胞外液」と言います。細胞外液には、血液の液体成分である「血漿」や細胞の周囲を満たす「組織液」(間質液)、リンパ液などが含まれます。

およそ60兆個とも言われる細胞の「細胞内液」は約65%、「細胞外液」は約35%を占めていると言われています。

カラダの中を循環する「体液」の役割

飲料水などで摂取した「水分」は、腸から吸収され、血液などの「体液」になって全身をたえず循環しています。体液は、人の生命に関わる、さまざまな役割を果たしています。

それは、酸素や栄養分を細胞に送り届け、老廃物(言ってみれば「カラダの中のゴミ」ですね)を排泄することにあります。
そして体温が上がったときには、皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して熱を逃がし、体温を一定に保ちます。

整理しますと、こんな感じですね。

運搬 >>>> 酸素や栄養分をカラダ中に運び届け、老廃物を体外へ排出する。
体温調節 > 皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して体温を一定に保つ。
環境維持 > 新陳代謝がスムーズに行われるよう、体液の性質と状態を一定に保つ。

ダイエット中のお水の摂取

パーソナルトレーナーからは、1日2リットルのお水の摂取を推奨されてます。
早いときは午前中だけで2リットルのお水を飲めちゃうこともありますが、もちろん摂れないときもありますね。
外出してる時間が長かったりすると、これがなかなか…。

ダイエット中は、特にカラダの中に水分を取り込むことが大切になるので、2リットルよりもうちょっと多くてもいいようですが…。

人のカラダが1日の間に消費する水分の量は、2リットル〜2.5リットルほどだそうです。単純な話、それだけの水分量がカラダには必要ということですね。

私たちのカラダはおよそ60%が水分でできているため、この水分量が減るとカラダがうまく機能しなくなることもあります(老廃物をうまく排出できなくなっちゃう、とかですね)。
もちろんお水を飲む以外に、食事からも水分を摂取することはできます。食事からは、およそ1リットルの水分を摂取しているそうです。
私はかなりコーヒーを飲むので、そこからも結構摂ってたりはしますね。

水、人にとってはたいへん重要なもの、ということですね。

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