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宇多田ヒカル 「Play A Love Song」

はじめに

※別ブログから引っ越し。投稿日時2020年02月28日

こんちは。ふーちゃんです。
いやー、世間はコロナウィルスで大変ですが、こういう時こそ、インターネットのメリット
を使っていきたい。経済まわしていきたい。

こういった自粛モード、外出しずらい、イベント中止など「物理体験」ができない今だからこそ
経済面でも娯楽でもなんでも、体験型のもの以外はインターネットのちからでちょっとでも
日常が楽しくなっていければなと日々思っています。

今日は、先日も書きました。「宇多田ヒカル」名盤、「初恋」に入っている「Play A Love Song」
という曲について書いていこうと思います。

楽曲ポイント

・明るい雰囲気なのにどこか悲しさがあるボーカル
・宇多田ヒカルの歌の音域の中域を使って無理のないメロディ
・文句なしのメロディセンス(キャッチーかつループなのに飽きがこない)
・ラスサビに入るゴスペルコーラス
・1回目のサビから入るチープなシンセ
・「can we play a」が ~ya に聞こえてかっこいい (スラングのyaみたい)

Aメロ


イントロなしの最強グッドメロディの歌声からはじまる。明るい雰囲気の曲なのに「とてもせつない声」。たまらない。アルバムの一曲目でもあるこの曲。一瞬でもっていかれました。。胸きゅーん。

「傷ついた時~内省す」という歌詞の「内省す」という言葉がまたセンス爆発な気がします(語彙力w)「内省す」だよ?w なかなか出てこないと思います。

コード進行はほぼ「G→Bm→Em→D」みたいな感じです。転調とかもとくになくどシンプル。

最初のAメロ終わりからリズムが入ってくるのですが、基本キックの四つ打ちなんですよ。
「ドン、ドン、ドン、ドン」ってやつ。
そのウラをとったピアノのバッキング

キック ・   ・   ・   ・
ピアノ   ・  ・  ・ ・   ・

↑こんな感じ。笑 (わかるかー!って?笑)

基本このピアノとキック、ストリングスっぽいやつで構成されてます。どシンプル。

Bメロ

に入っていくのですが、ここでリズムを引き算。ピアノと歌メロだけになります。
(ふわっとさせる効果を生みだしてますね天才ですよね)
で、だんだんリズムの音数を徐々に増やしていき、サビへの高揚感を高めます(レシピみたいなってきたw)

そしてサビに向かうとこのオカズっぽいコーラスのリフ。。!最高!

サビ

サビでどかーん!
サビの歌詞で「can we play a ~」が「can we play ya~」に聞こえて好きです。
そしてその部分からチープな音のシンセ?が入ってきます。なんか個人的にはダサい音なのだけれど
ここで使うと大変アクセントになって良いんですよね。天才よほんと。続く2回目のAメロにも
使われています。

2回目Aメロ

ここは、やや引き算ぎみの音数。で、ここで一番喰らうのが歌詞。
「ともだちの心配や~僕たちの歴史のほんの注釈」 

僕たちの歴史のほんの注釈!!!!!!

宇多田さーん泣いちゃうよー(; ;) 泣いちゃーう(; ;)

このパワーワードだけでなにか大きい物語のタイトルになりそうですよね。。

2回目のBメロも

そこまで大盛りな音数にせず、(一回目のBメロよりかは多めかな?)
勢い落とさず、「大丈夫」というやさしい言葉のコーラスがあり。。 サビ前のリフがあり。。

2回目サビどかーん!


「飯食って笑って寝よう」 そうだ。今こそ世の中に言いたい。ウィルスやら自粛やら政府の対応が
どうだら、責任の押し付け合いやら、こういうときこそ飯食って笑って寝ましょー!!!

C展開

間奏で少し休憩はさんで(ここの歌詞も好きですが)、ラストのサビに行きます。

ラストサビはどかーん!ではなく、1曲の物語としての集大成としてエンドロールのようなサビ


と感じました! 
音的にはラストサビに、宇多田ヒカル本人のコーラスではなく、ゴスペル調の厚みのあるコーラス
が走っています。これがなにか「希望」とか「幸福感」とかの雰囲気を出している感じがしました。
「can we play a~」で締めるのもニクい。非常ーにニクい。 ありがとう。とにかくこんなすてきな
楽曲を世に出してくれてありがとう。という気持ちです。


と、ちょっとやっぱり熱くなってしまいましたが笑。 いかがでしょうか。素晴らしい楽曲だと
思います。歌詞の詳細は著作権などあるので気になる方はCD購入して見てみてほしいです。

今こそ、この曲を世界に送りたいですね。 
この声が、きっと説得してくれる。腹落ちさせてくれる。

レッツハードコア

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