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CFTC先物のみ 9月1日時点 商品(エネルギー、貴金属、農産物) 投資家別ポジション シカゴ・NY先物

 CFTCのポジション・レポートの商品(コモディティー)版です。
 オプション込みの投資家別ポジションの報告です。
 金融商品と違い投資家区分は、マネイジドマネー、生産・商業、スワップ・ディーラーに区分されています。投資家の特徴はレポートの最後に説明しています。
 最下部に直近5週分の生データを添付してあります。

原油NY先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   -0.049
生産者・商業     0.272
スワップ      -0.070
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.480
生産者・商業     0.398
スワップ      -0.587

天然ガス先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.666
生産者・商業     -0.689
スワップ      -0.445
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.725
生産者・商業     -0.586
スワップ      -0.437

金(Gold)NY先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.595
生産者・商業     -0.507
スワップ      -0.812
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.438
生産者・商業     -0.261
スワップ      -0.759

銀NY先物

銀(Silver)先物が爆謄していますが、主にマネイジド・マネーのロングは7月こそ大きく上昇していましたが、その後若干減少していました。この2週間は若干上昇しました。

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.530
生産者・商業     -0.490
スワップ      -0.310
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.533
生産者・商業     -0.579
スワップ      -0.392

銅NY先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.536
生産者・商業     -0.715
スワップ      -0.323
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.487
生産者・商業     -0.689
スワップ      -0.654

白金NY先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.743
生産者・商業     -0.792
スワップ      -0.606
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.635
生産者・商業     -0.719
スワップ      -0.511

トウモロコシ シカゴ先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.707
生産者・商業     -0.821
スワップ      -0.357
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.673
生産者・商業     -0.690
スワップ      -0.060

大豆 シカゴ先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.432
生産者・商業     -0.284
スワップ      0.177
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.788
生産者・商業     -0.605
スワップ      0.214

小麦 シカゴ先物

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過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.796
生産者・商業     -0.721
スワップ      0.151
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.886
生産者・商業     -0.774
スワップ      -0.076

木材 シカゴ先物

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※9月1日の価格データは、9月限から11月限に変更しています。(取引量が11月限の方が多いため。基本最も取引量の多いアクティブ・コントラクトの数字を使うようにしています。)

過去2年間の価格との相関係数(2020年8月25日まで)
マネイジドマネー   0.576
生産者・商業     -0.541
スワップ      0.041
過去5年間の相関係数
マネイジドマネー   0.556
生産者・商業     -0.529
スワップ      -0.295

CFTC商品(コモディティー)オプション込み ポジション一覧表 2020年9月1日時点


投資家種別
生産・商業業者(採掘・生産会社)

1次産品を採掘、生産、加工、流通に従事し、その商品を商業的に営んでいる参加者です。先物市場を利用して事業活動に伴う価格変動リスクをヘッジしています。一般的には、将来の価格を確定するために先物市場では売建てること(ショート・ポジション)が多くなり、5年先、6年先までも売り建てることが多いです。売建てていることから、差金決済やロール・オーバーしなくても最終的には現物をデリバリーすることが可能です。
スワップ・ディーラー(金融機関、一部流通業者、ディーラー)
スワップ・ディーラーとは、自らをスワップのディーラーと称する者、スワップでマーケット・メーク(make a market)をする者、自己勘定のために通常業務過程でスワップ契約を定期的に締結する者、取引においてスワッ プのトレーダーもしくはマーケット・メーカーとして一般に認識されるような業務を行う者を指します。また、主要スワップ参加者とは、主要なスワップのカテゴリーで相当規模のポジションを保有して いる者(商業的リスクをヘッジもしくはそれを軽減する目的で保有しているポジションを除く)、相当規模のポジションを保有し、高いレバレッジを利かせ、かつ、連邦金融監督機関の自己資本賦課の対象となっていない金融機関、米国金融システムに深刻な悪影響を及ぼし得る相当規模のカウンターパーティ・エクスポージャーを生み出す顕著なスワップ・ポジションの保有者を指します。顧客には、ヘッジ・ファンドなども含まれます。米欧の大手金融機関(GS、JP Morgan、バークレイ銀行など)もこのカテゴリーに属しますが、一部の銀行は貴金属以外のトレーディング業務を縮小、撤退しています。BP Energy Company と Shell Trading Risk Management LLC はスワップ・ディーラーとして登録しています。
マネイジド・マネー(CTA、投資顧問会社)
トレーディングアドバイザー(CTA)や 登録された商品プールオペレーター(CPO)、ETF/ ETN 業者。 CFTC に登録していない未登録ファンド。ETF/ ETN の業者は価格変動にリンクする金融商品を運営しているため、多くは買建てのロング・ポジションを継続しています。ETFの場合直近の限月を多く保有する傾向があります。ETFごとに価格の決め方(ポジションの取り方)は異なります。現物をデリバーされてもその商品の保管施設や流通網を持っていないので、差金決済もしくは、期先の限月へロール・オーバーしていきます。

※当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を目的としてFuture Researchが作成した資料です。投資勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、当資料作成日現在の当方の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。投資に関する決定は、ご自身で判断なさるようお願いいたします。


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