見出し画像

名古屋に突破を封じられた立川FP金澤空「めちゃくちゃカバーが早かった」

 キックオフからすぐに、名古屋オーシャンズが立川アスレティックFCの日本代表FP金澤空に対して、強い警戒心を持って試合に臨んでいることが見て取れた。

 金澤のスピードに乗った突破は、立川にとって大きな武器だ。同じスピードを武器とするタイプのしながわシティFP中村友亮をもってしても「あのスピードは、これまで他に体感したことがない」と言わしめる。

 名古屋のフエンテス監督も、一人目が突破されることは仕方がないと踏んだのだろう。抜かれる=縦に来る。そこをボールの取りどころとして、フィクソの選手がすぐにカバーリングに入るようにした。中に行こうとした時も、しっかりコースを消してくる。

 ある意味で名古屋に認められた立川のキーマンは、第2戦以降の戦いにどんなプランを描いているのか。

 以下、プレーオフ決勝第1戦後のFP金澤空のコメント

――試合を振り返って。

金澤 もっと相手を上回るプレーをしないと、名古屋には簡単に勝てないことは改めて感じました。本当に切り替えるしかないんで。駒沢ラウンドで連敗したら、かなり厳しくなると思うので、明日、何がなんでも勝つために、ここから回復であったり、今日の試合の振り返りだったり含め、良い準備をしたいと思います。

――チームの固さは感じていましたか?

金澤 そうですね。試合の入りは良くなかったと思うんですけど、そこから我慢して修正できたと思います。失点した後に、浦安戦のようにしっかり返せれば理想でしたが、そこがうまくいかなかった感じです。

――だいぶ縦への突破が封じられていて、二段構えで構えていましたし、中にいても常にマークがいました。どう感じていましたか?

ここから先は

1,550字

¥ 150

FutsalXでは、引き続き、国内各地での取材や日本代表戦の海外取材なども続けていきたいと思っています。今後、事業を継続、さらに拡大していくうえでは、資金が不可欠です。いただいたサポートは、取材経費や新たなコンテンツ作りなどに使用させていただきます。ぜひ、ご支援ください。