見出し画像

【選手権】先制されても動じなかった名古屋、好機を逃さず北九州に大差をつけて準々決勝へ

 Fリーグを制した名古屋オーシャンズが、6-1という大差をつけてボルクバレット北九州に勝利した。

 試合は前半6分にCKからクリスチャンが目の覚めるようなシュートを叩き込み、北九州が先制する。しかし、攻めあぐねていた名古屋も12分にセットプレーからチャンスをつくると、完全にゴール前でフリーとなったアルトゥールが同点ゴールを記録。18分にはFP星翔太が個の力を示すゴールを叩き込んで、リードを2点に広げた。

 試合を大きく分ける出来事が起きたのは18分だ。北九州はウーゴ・サンチェスがゴールを記録したかと思われたが、審判員はラインを超えたと判断できず。さらに、ボールを持ったGK関口優志に対してのファウルがあったと判定、これが6つ目のファウルとなった北九州は、第2PKをアルトゥールに決められて、2-2に追いついたはずが、1-3と2点のビハインドになってしまった。

 後半の立ち上がり、北九州は再び名古屋を相手に攻撃を仕掛けたが、王者はしっかり相手をいなし、試合終盤には3点を加えた。

 大会2連覇を目指す名古屋は、準々決勝でF2王者のトルエーラ柏と対戦する。クラブのバックグラウンドを考えれば、今後、日本フットサル界を引っ張っていくことになるであろう2クラブの初の対戦がどうなるのか。両チームの今後の強化にも大きな影響を及ぼすであろう一戦になるだろう。

 試合終了後の両チーム監督、選手のコメント

ここから先は

7,162字 / 6画像

¥ 300

FutsalXでは、引き続き、国内各地での取材や日本代表戦の海外取材なども続けていきたいと思っています。今後、事業を継続、さらに拡大していくうえでは、資金が不可欠です。いただいたサポートは、取材経費や新たなコンテンツ作りなどに使用させていただきます。ぜひ、ご支援ください。