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【海外】スペインで欧州女王とのプロ契約を目指す女子日本代表FP藤田実桜 「やれるなっていう感触はあります」

 そのニュースは突然、発表された。女子フットサル日本リーグの開幕が約1カ月後と近づいてきているなかで、府中アスレティックFCプリメイラは公式HPでFP藤田実桜が「海外挑戦を視野に入れてスペインリーグのチームに練習参加」していることを発表した。

 クラブからの発表で藤田は、「フットサルを始めてから今まで様々な経験をしてきましたが、その経験を通じて目標とする場所に辿り着くにはさらにレベルアップが必要だと感じ、今回のスペイン渡航を決意しました。新シーズンが始まってすぐのこのタイミングでの渡航を快諾してくれたクラブとチームのメンバーに感謝しています。自分自身にとっても、クラブにとっても必ずプラスになるよう、たくさんの事を経験して吸収してきたいと思います」と、コメントしている。

 昨年開催されたAFC女子フットサル選手権タイ2019で準優勝となったフットサル女子日本代表のキャプテンは、どのような思いを抱き、スペインに渡ったのか。

以下、スペインに渡った女子フットサル日本代表FP藤田実桜のインタビュー
――まず海外挑戦したいと思うようになった時期と理由を教えてください。
藤田 もともとサッカーをしていた頃から海外には興味を持っていました。でも、一番のきっかけは、昨年のAFC女子フットサル選手権タイ2018の決勝戦でイランに負けてから、何が自分に足りなかったのかを考えるようになってからです。ボディコンタクトや1対1の部分で、状況を打開できなかったという悔しさがありました。でも、一番は決勝の一番大事な場面でドリブルであったり、自分の持ち味を出すことができなかったことが一番ですね。やっぱり海外でプレーして、普段からそういう厳しい状況に身を置くことで、メンタル的にも成長できるようになるんじゃないかなと思ったことですね。あとは、ポルトガル遠征に行って、さらにその気持ちが強くなりました。

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