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どうしても過去の自分に引っ張られる
恐怖、不安、焦り・・・
どうしても過去の自分に引っ張られる。
「私」という姿、記憶。
思考が、記憶が、「私」という像を作り、私の足を引っ張る。
なりたかった「自分」、なりたいと信じ込んでいた「自分」
そんな「自分」が今の私を否定し、私から自由を奪い、私を重たくする
*
今私の中には、二人の「私」がいる。
過去の「私」と、現瞬間の「私」。
その二人の私が、私の中で、私を引き摺り回す。
*
過去の私は、想像の産物。
記憶が紡いだ、「私」という像。
他人から見られるその「私」も、結局は私が作り出した。
他人も、「私」も、私が作り出した。
*
他人も、「私」も、世界も、結局は私が作り出した。
私は私が作り出した世界で私を縛り、私を拘束する。
*
私が苦しいのは、二人の私が分裂しようとしているから。
統合?
そんなのもいらない。
平和?
そんなものもいらない。
私が望むもの。
からだが二つに引き裂かれようとも、私は半身でも生きていく。
欲しいのは、その覚悟。
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