見出し画像

どうしても過去の自分に引っ張られる

恐怖、不安、焦り・・・

どうしても過去の自分に引っ張られる。

「私」という姿、記憶。

思考が、記憶が、「私」という像を作り、私の足を引っ張る。

なりたかった「自分」、なりたいと信じ込んでいた「自分」

そんな「自分」が今の私を否定し、私から自由を奪い、私を重たくする

今私の中には、二人の「私」がいる。

過去の「私」と、現瞬間の「私」。

その二人の私が、私の中で、私を引き摺り回す。

過去の私は、想像の産物。

記憶が紡いだ、「私」という像。

他人から見られるその「私」も、結局は私が作り出した。

他人も、「私」も、私が作り出した。

他人も、「私」も、世界も、結局は私が作り出した。

私は私が作り出した世界で私を縛り、私を拘束する。

私が苦しいのは、二人の私が分裂しようとしているから。

統合?

そんなのもいらない。

平和?

そんなものもいらない。

私が望むもの。

からだが二つに引き裂かれようとも、私は半身でも生きていく。

欲しいのは、その覚悟。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?