留置場生活の心得


参ったなぁ…これからどうなるの…?

身体検査なんかを受けて留置場の居室きちゃったよ…



今は留置場も個室が基本でしょうけど混み合ってる警察署だと最悪雑居も…



ただ接見禁止ついてる被疑者は当然ですが基本個室です。

ちなみに接見禁止、ってのは弁護士以外の面会が禁じられます。誰がそんなこと決めんだよ!って?

そりゃ検事が請求して決めるのは裁判所ですがな。

だもんで、よく検察庁に身柄を移送されました、って言葉を耳にしたことがあるかと思いますがこれは逮捕後48時間以内に検察庁へ行って検事調べを受けて勾留を決める儀式のようなもの。




例えば酔っ払い同士で喧嘩して顔をお互い殴って頬がお互いに怪我をした、などの両成敗みたいな事件ならここで検察官に「あんた何してんの、いい大人でしょ」って言われて素直にゴメンナサイすれば初犯なら悪くても罰金払って釈放の可能性が高い。払える罰金がなかったら例えば罰金10万円だとしたら1日あたり5,000円換算で刑務所行って労役で払わなきゃならないのでこの例だと20日間拘束されて刑務所で箸袋あたり折らさせられたりするから気をつけなはれや!

とりあえず詐欺とか強盗、傷害致死とかならまずここで罰金釈放はあり得ないからまだまだ留置場ライフだ!安心したまえ!

上級国民ならもしかすると例外あるかもしれないが小室哲哉さんだって鈴木宗男さんだって堀江貴文さんだって留置場も拘置所も、宗男さんとホリエモンは刑務所も行ってるんだ。

庶民が勾留されないわけないんだよ。



さああなたへの検察官の判断は勾留決定。決定通知書を留置管理官に見せられる。

接見禁止処分ならもう一枚、証拠隠滅のおそれがうーたらかーたらで接見禁止!!の紙も見せられる。



おわた!



この勾留は10日間でさらに10日勾留延長を検察官は請求できる。

そうしてこの勾留期間に刑事と検察官の取調べが行われる。

不当な取り調べがなされたなら私物でノートを買って詳細書いとくしか自分を守る術はないぞ!

あとは定期的に来てくれる弁護人に伝えるしかない!

ちなみに金ないやつでも国選弁護人といって無償で弁護士はつくけど期待はしたらダメだよ。

本気で無罪主張するなら私選弁護人つけているお金払って接見禁止外すよう動いてもらったり保釈申請してもらったりもできるんで。

ただ、人の命を奪っている、組織的な詐欺、共犯者がやたらと多い、といった事件は弁護人強かろうがなかなか保釈は裁判所から認められないのが通例である。



次は起訴編だ!


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