わんぷり映画を見に行ったら映画館に1人しかいなかった話
*この記事には「わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー ドキドキ♡ ゲームの世界で大冒険!」のネタバレを一部含みます。映画未視聴の方はお気をつけてご覧下さい。
「わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー! ドキドキ♡ ゲームの世界で大冒険!」
それは、この秋公開されたプリキュア映画。
「わんだふるぷりきゅあ!」に関しては気が向いた時に見るくらいで、正直あんまり見ていなかったのだけど、その映画にひろプリの面々が出ると知り私はこう思った。
見たい。
アンダーグ帝国との戦いが終わった後のソラちゃん達が見たい。
久しぶりにしゃべり動くソラちゃんが見たい。
キュアスカイが映画館の大スクリーンで大暴れする姿が見たい。
私は意を決して映画館へと赴いた。
誰もいねえ…!
公開1ヶ月半経ったからか、映画館には私1人しかいなかった。
人生二度目の映画館貸し切り状態で始まる映画。
映画の内容はあ○森のようなゲームの世界に攫われたキュアフレンディとキュアリリアンを助けるためこむぎとユキが奮闘する物語。
ひろプリの面々とまほプリの面々もゲームを楽しむ姿がちょっとだけ描かれる。
ジャルジャルの演技が意外とうまくてビックリ。
プリキュアの映画って、メインのプリキュア達と他のプリキュア達が割とガッツリ変身前から絡むものが多いんだけど残念ながらわんぷりとひろプリ&まほプリの面々の絡みはなし。
ゲームの中の世界と現実世界で違うから仕方ないんだろうけどちょっと残念だった。
でもいくらプリキュアの力があるとはいえ、ゲームの中の世界にホイホイ入ってしまうのはウソになってしまうからそうしたんだろうなと思った。
あるシーンで、まほプリの3人がわんぷりの面々を助けに行こうと魔法を使うのだけど、中に入れたのはモフルンだけというのもその現れなのだろう。そのモフルンも一瞬だけ活躍してゲームの世界から帰っていった。
魔法使いプリキュアの3人がゲームの中の世界で大暴れする方が大人達は喜ぶだろうけれど、多分魔法使いプリキュアを知らない子供達はキョトンとするだろうしこれでよかったのだろう。プリキュアの映画は徹底的に子供目線で作られているのだと思う。
そんなこんなで残念ながらひろプリの面々の出番があまりない映画を見ながら私は「早くソラちゃん達出ないかな~」と思っていたのだけど、気がつけば物語に引き込まれ目頭が熱くなっていた。
そしてゲームの中の世界から脱出したわんぷりの面々と、現実世界に出てきたムジナとの最終決戦。
決戦と言いながらも、ナツキの元へ行こうとするムジナを止めようとするだけなのだが、ここでようやくひろプリとまほプリの面々が登場。開幕ぶっぱのヒーローガールスカイパンチ、気合いの入った作画のキュアウィング&キュアバタフライ、久しぶりに見たアップドラフトシャイニング、必殺技をぶっ放すキュアミラクル&キュアマジカル、追加戦士組のキュアフェリーチェ&キュアマジェスティ。ピンクトルマリンの安定感。
キュア大福&キュア悟くんとキュアウィングが揃うシーンは話題にしてもらうために計算して作られたんだろうなあ。キュアスカイのあのセリフは、ソラちゃんが言うから説得力があった。
そうして暴走するムジナを浄化してめでたしめでたし。
エンディングではわんぷり&ひろプリ&まほプリの面々でハイキングに行く姿が描かれる。
はーちゃん&ツバサくんとエルちゃんはオールスターズFで一緒に行動してたけど、その時の記憶とかは引き継がれてるんだろうか?
エンディング後には期間限定で見れる特別動画。
なんと写真撮影OK。他に誰もいないので遠慮なく写真を撮る。
キャスト同士の対談かと思ったらキャラ同士の対談だった。映画館で見れなかった人もDVDか何かの特典で収められるんじゃないだろうか。
入場特典はエンディングのプリキュアのハイキングの様子が描かれたカード。
いちごメロンパンにかぶりつくソラちゃん可愛すぎません??? ねえ???
ソラちゃんの出番が少なかったのはちょっと残念だったけど全体的には満足だった。観に行ってよかった。