見出し画像

「うるせー、くそばばあ」不登校のわが子の暴言に悩む親に試してほしいこと

 「子どもからの暴言がつらい」。子どものために尽くしても、本人から心無い言葉を投げられる。そんなつらい毎日をすごしている親御さんは多くいます。今回は、暴言を吐く子どもにどのように対応したらよいのか、おすすめのコミュニケーション方法をお伝えします(連載「出張版 お母さんのほけんしつ」第30回)。※写真は土橋優平さん

* * *

 「うちの子、何かにつけて暴言がひどく、私がつらくなってしまうんです」。そんなご相談を受けることがよくあります。子どもは学校へ行かないことをまわりに否定されることで、劣等感を感じることがあります。そして、崩れそうな自分の心を守るため、警戒心が強くなり、周囲に対する攻撃的な態度が強まる。それが反抗期と重なると、親でさえ、その場で泣き崩れたくなるくらいの辛辣な言葉が子どもの口から出てきてしまうのです。

 では、そんなとき子どもとはどう関わればよいのか、今回は書かせていただきます。

ここから先は

1,110字
こちらのマガジンを購読すると、月2回不登校に関するインタビューやコラム、最新ニュースなどを読むことができます。

『不登校新聞』note版

¥900 / 月 初月無料

日本で唯一の不登校専門紙です。創刊前年の夏休み明け前後に発生した中学生の自殺等をきっかけに、「学校に行くか死ぬかしないという状況を変えたい…