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「休んでもいい」という言葉を受けいれられない子どもにしてはいけない親のNG対応

 「私は『不登校でもいいんだよ』と言っているのに、子どもは自分を責め続けているんです」そんなご相談をよくいただきます。親がいいよと言っているのに、子どもはなぜ自分を責め続けているのか。そして、そんな子どもに、どのように対応したらよいのか。不登校支援に携わる土橋優平さんに書いていただきました。(連載「出張版 お母さんのほけんしつ」第16回)。

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 「もう私は学校へ行かなくていいと思っているんです。でも本人は学校へ行けない自分のことを責めているんです。どうしたらいいのかわからなくて」。そんなご相談を親御さんから受けることがあります。親御さんは子どもの不登校を受けいれているけれど、子ども自身がそれを受けいれられていないという状況でした。同じようなお悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。なぜこうしたことが起きるのか、どうしたらよいのかについて書かせていただきます。

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