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オタク論の「世代」論から話が脱線 (動ポモ新定義問題とひどい分析と妄想)

あけおめです。おたくのビデオで燃え燃えとなっているふかずでございます。今回はオタク論の世代区別についてまとめたいのですが
2014年10月26日に最終更新された以下URLである程度の範囲の世代論の立ち上がりを確認できると思います。全てこちらで裏を取ったわけではないですが、資料的価値が高い。(動ポモ後のあずまんの世代区別の訂正は知らなかった)
↓↓
http://k82.html.xdomain.jp/zatsubun/etc2/otakusedai.htm
http://k82.html.xdomain.jp/zatsubun/etc2/otakusedai-2.htm

内容としては「年前後」が「年代前後」(修正新定義???)として広まってしまっていると・・・
この「動ポモ新定義問題」はまた、別資料の確認を要すると思います。それはまた別の話。それにしても、1980年代以降に、広く普及していた動ポモの世代論が適用できなくなった世代にあたる人々がどういう風にオタク世代論を考えていたのかというのはやはり気になり、Googleの検索件数をぱぱっとみたところ、こんな感じでした。(「オタクX世代」で検索。なお世代数は「(年代-1950)」÷10で計算)

第①世代:約 9,820,000 件 (0.31 秒)

②約 10,300,000 件 (0.51 秒)

③約 13,700,000 件 (0.24 秒)

④約 11,200,000 件 (0.58 秒)

⑤約 11,900,000 件 (0.32 秒)

⑥約 14,000,000 件 (0.30 秒)

⑦約 11,100,000 件 (0.67 秒)(2020'sに相当)

⑧約 11,000,000 件 (0.43 秒)

第一世代から第三世代にかけてちょっとずつ増えてますけど、多分これほとんど意味のないやり方です。
理由:オタク第八世代は「おたくの精神史──一九八〇年代論」を含みすぎ・オタク第七世代は「お笑い第七世代」と「オタク」がごちゃまぜになったウェブ記事だらけ・第四世代以降の定義はかなり曖昧、あるいはそもそもでっちあげ

お時間とってすいません。

ですが、どの世代がどれくらいのウェイトで語られてきたか、は気になりますね。以前Xでもポストしましたが、ゼロ年代やそれ以降のオタク世代に関する分析において各種SNSや2ちゃんはめちゃくちゃ有用なんじゃないかと思います。これは将来的に僕にできたらやりたいですね。できる範囲で。
あるいは、1990年代以降のオタク経済圏の行方から推し消費まで。。。とか
ポストモダンはどこいった?とか。。。
多分野にまたがるので、とても私では、いや一つでもきちんとやるとなれば、難しい課題です。ですが、よく語られてきた世代(1~3)とそれ以降の世代の違いを明らかにしつつ、経済、アート、メディア、テクノロジーなど多分野にわたって研究できればすごくいいですね。このような既存の切り口でも、今のオタクは新しい文化論を生み出してくれるはずです、近年、といってもかなり幅がありますが、「政策」「ジェンダー」なんかはかなりアツいのではないかとか思います。もちろん、新分野にオタクが結びついてもおかしくはない。例えば
IMPRIAL JAPAN vs MODERN JAPANというmemeから見てみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=-Oy_f08Ss_4

ナショナリズムみたいなものですね。一億総オタク化とかいっているんだしオタク経済も世界的にかなりでかいし、日本やったーみたいな。政治思想あるいはそれっぽい何かについて知らなすぎるのでここが妄想パートにあたるとエクスキューズを挟んどきます。

いずれにせよ、オタク文化の世代論についての研究の展望はかなり良い、まだやれることがたくさんあるということを最後に記そうと思います

(1/3 1:09 もう三日に突入で帰省期間もう終わりだなーちょっと寂しいなーという日)

ご自由に〜