誰も死なねえ!ドッタンバッタン宇宙人SF
誰も死なねえってことを大事にしていきたい。この世。
『宇宙人ポール(原題:Paul)』でゲラッゲラ笑ったのでここにポールの軌跡を残しましょう。
まずは映画紹介をば。
私はNetflixに加入しているFutekigoなのでこのリンクなのだけれど、調べたらアマプラもあるらしい。ポールは宇宙人だから地球人全体にシェアされるのは当然の摂理。
あらすじとしては、イギリスから来た2人の宇宙人オタクが人間文化に染まりまくったイケイケ陽気宇宙人・ポールの地球脱出を手伝うというもの。
以下見どころ
見どころ①:最高に楽しい登場人物たち
人生楽しい人(地球外生命体込)に囲まれたい、その「楽しい人」のラインナップを総員揃えている最高映画。
永遠の推しである宇宙人に会って倒れる主人公。妙な度胸のある、でもすぐ逃げる友人。大麻吸う宇宙人。宇宙人と進化論について話してバチボコに喧嘩するキリスト教徒のヒロイン。その父は猟銃が友達。
ポールを追う陣営としては、限りなくMIBに似ている政府のエージェント。なんの言うことも聞かない仲良し新人2人。なんか声しか聞こえない血の気盛んなマダムなどなど、大変に愉快だった。あゝ人生。
ちなみに私は推し(妖怪など)に会ったらシンプルに倒れる。起きるまで少しだけ待ってほしい。頼む。
見どころ②:派手
どう転んでも派手。爆発、墜落、飲み屋で喧嘩、どれをとっても清々しい。
演出が最高にクールで、無限に笑かしてくれる。宇宙には叶わねえ。すげえよ。
見どころ③:誰も死なねえ!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん死人が出る映画も好き。なぜなら命は有限であり死は幽玄を秘めているから。ミッドサマーとかみようよ誰か。
しかし性質として、死人が出るとまじでウッウッウッってむせび泣いて引きずってしまうタイプの人間なので、ポール見終わった後エキサイティングしてしまった。故にこれを書いている。皆最高!!!!!!!私も仲間に入れてくれよ!!!!!!!!!今すぐブラックメールボックス前集合な!!!!!!!!!
誰も死なねえことを抜きにしてもストーリーがめちゃくちゃおもしろい。宇宙人が人間をエイリアンと呼ぶ定番宇宙小粋ジョークをはじめとするウィットに富んだ会話群。MIBやE.T.など数々の宇宙SF映画をネタにしたセリフなど、心を永遠にくすぐってくる。コショコショという感じである。以上見どころです。
マヂ最高な宇宙人と人間のハートフル交流映画『Paul』ぜひご覧あれ。
ちなみにブラックメールボックスは、アメリカ政府や軍が地球外生命体について秘密裏に研究していると言われているエリア51の付近にある黒い郵便箱のことなんです。ここに郵便を入れるとエイリアンに届くとか届かないとか。届く届かないじゃなくて届けるんだわ。
レポートなどはこちらの記事にありまして。とっても楽しいので是非に。
ここでTOEICの延期による返金で喜んでいる女が映画内で気になった表現1つだけ。
・What's your beef?
ポールが不満げな主人公に言ったセリフ。beefには肉以外にも「不満、苦情」などの意味もあって「何が不満なんや?」という表現だそう。すごいね。
今日はポール達のおかげでI don't have beefだけど、熱中症になりたくないので寝る。人間は脆い。
ありがとうポールとビーフ。ビーフは特にいつもありがとう。吉野家行こうな。
では、おやすみなさい。
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