昨日、父と晩ごはん中に
松茸の話になり
私が一昨日、八百屋に地方松茸が販売されていたので
実物を見て買うか買わないか判断したい
という「実物の値段が気になる」ということを
話すと、
父は買わなくていい椎茸でいいと話す。
それそうだなと話終えようと思ったが
秋と言えば松茸。また今では中々手に入らないキノコだ。
そう私はふと思い、
父に「カビ科のキノコで中々手に入らないんだよ?
買わないとしても一度はこの目で見てみたいじゃん?」
と私は言ってみた。正直、キノコがカビ科の一種であることはどうでもいいが😅
実際、写真やテレビで見たことしかない為
どのくらいの大きさで、どのくらいの値段なのか
気になっていた。
すると、父は驚いた表情でこう言う。
「えっ?松茸ってキノコなの?」
と言う。あの表情からして嘘ではないことは確信できる。
あまりの発言なので、私は呆れて笑ってしまった「えっ?知らないの?」と。55年間生きた中で一度は目にするキノコ。最近ではなかなか手に入りにくいとされている情報だけは持っていても“キノコ”だってことは
知らなかったのだ。
小さい頃、兄が7歳の時「キノコの図鑑」を片手に持ってキノコに詳しかったのを覚えていたのか。父は兄に「松茸ってキノコなの?」と聞く。当然のように兄は“うん”と頷く。
その表情は無表情だった。
それを目を瞬きをしながら父は
私に向かって
「わしが松茸がキノコであることを知らなかったことを
社長に話すなよ?」
と少し恥ずかしさなのか情けなさなのか
なんとも言えない顔で言う。
私は思わず「言わねぇよ!」とツッコんだ。
「どのタイミングで言うんだよ!」や「そんな親しくねぇよ!」のツッコミもあったが、なんかしっくり来た。
しかし…松茸ってキノコなの知らない人が
こうして身近にいるのは私も驚きである。
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