空車のタクシー

「私の会社は、コミケ関係の仕事で」と言えば
イベント業だと察するだろう。

実際のところ、そうでもある。

この新型コロナウィルスにより会社事態が不景気となり、野外フェスが行えない日が一年経ち

今は、近いうちにコロナに対抗すべく錠剤が出るだろうと期待される中、
今年の12月は、昨年よりもリストが多かった。

東京ビッグサイトの影響は大きい…。
良い事だ。

東京や大阪の大都会が開かないと私達の会社は
週に1、2日しか出勤できなくなってしまう。
地方のコミケも開いているが、それは
雇用した人材の半数で事が済む。

なので、私のこの出社して2年経とうとしてる中
今週は出勤数が4日もあった。
今年の出勤日数の更新となる。
It's Amazing.

私の帰宅道はいつも、駅前の蔦屋書店の店内を
通り、2階に進み奥に進んで左に曲がると
駐輪場への近道。になるところを
私はよく通る。

そんな中、たまたま書店の本棚に
『葬送のフレーリン』というサンデーコミックに目が止まった。
454円+税込
全6巻(当時:2021年12月9日)

あらすじ

魔王を倒し、村に戻った勇者のパーティーは
それぞれの役目に戻り、残りの人生を過ごすことになる。しかし、パーティーにいた魔法使いの女性のエルフ フリーレンはこのパーティーの約10年という冒険が短い時間にしか思えなかった。
そして、50年後 50年に1度しか流れない流星群を見ることを別れの際に約束していたのを果たしに
フリーレンは勇者の住む村に戻るが、仲間は老いていた。
その後、仲間の約束を果たすことはできたが勇者は帰らぬ人となった。そこで、フリーレンは気づいた。『人間という生き物は短いんだ』ということを。
やがて、フリーレンは仲間の死を見届ける上で
残りの人生で歩んだ弟子や養子などの次々に仲間に入れ、再び旅に出る。

今度、買おっかな。


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(タイトルに戻るが)

帰り道、踏切を渡りきるところのタクシー 
後部座席には2人の乗客がいる。
しかし、タクシーの賃金ランプが「空車」のままだった。

「なんてラッキーな客だ」

そして

「なんてアンラッキーなドライバーだ」

と思った。

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