見出し画像

ニューシネマパラダイム

家で映画を観る。

映画館で観るのが、
基本的には好きですが、
家で観る利点もある。

まず号泣したとき、
恥ずかしくない。

最近はめっきり涙もろくて、
嗚咽まで出るような映画は御法度。

家での鑑賞なら、
泣こうが喚こうが問題なし。

もうひとつは、
映画の中の知らないワードを、
即座に調べることができること。

昨日観た映画は、
アメリカの映画だったけど、
まるで常識のようにある人物の名前が、
台詞の中に出てくる。

そく検索してそれがアメリカで起きた、
連続殺人事件の犯人の名前だとわかる。

その後も文化や風習に関わる、
アメリカをよく知っていれば、
意図が汲み取れる行動が出てくる。

それをその場で調べることで、
より深い理解のもとで、
映画の世界に入り込めるのは、
有難いことだ。

当然、映画館ではわからないまま、
前後の台詞の雰囲気で、
理解した気持ちになるだけなので、
見終わった後の感想にも影響してくる。

映画館に思っていること。

歌舞伎ではより鑑賞者の理解を促すために、
イヤホンガイドがある。

専門用語や演目の時代背景など、
演技に合わせて解説してくれるらしい。

映画の上映にも作品ガイドが、
あればいいのにとずっと妄想している。

視覚障害者用に副音声ガイドがある。
だがそこ止まりのようだ。

これだけBluetoothが浸透してるのに、
それを活かしたサービスは生まれないの?

片耳だけなら邪魔にもならないし、
より映画を楽しめそうだなと思う。

もちろん、イヤホンは個人の持ち込み、
ガイド選択も個人の自由で。

そんな映画館ができたら、
また違った広がりが出てきそうで、
楽しみです。

もっと技術が進み、
スマートグラスによる、
視覚ガイドというのもいいかも。


お疲れ様でした。