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【やってみた】認知行動療法やってみた【うつ病】後編

認知行動療法の存在をなんとなく知ったところで、

夕飯が食べられない・夜眠れないと、翌日以降3日以上は体調不良が続く(事実)。食事が満足に摂れないなんて、生活リズムが崩れてしまう。ああ、夜も眠れない、自律神経が無茶苦茶になってしまう。こんなんじゃあ、うつも治らないよ(認識)。食事前に抗うつ剤を飲み、眠る前に睡眠薬を飲むようにした。就寝前のルーティンも質を上げ、最小限にしてみた(行動)。

という風に、行動の部分がマイナーチェンジされています。

正直この段階でも、薬を飲み始めたおかげでかなり楽になっているのですが、薬を止めたときに元に戻ってしまわないためにも、やはり根本の認識を変えていきましょう。


さて、変えたい認識は「夕飯・睡眠への不安」ですが、

ん〜、どうしましょうか。

夕飯が食べられないことへの不安は、お腹が空いてうまく寝付けなくなった経験からの不安なんですが、ゼリー飲料を飲めば空腹感を無くせるのは実証できているので、よくよく考えてみたら問題ないですね。基本的に朝昼食べられているし、数日連続で夕飯が食べられなくなったりは今のところ経験してないから、どうしようもない危機ではないと言えますね。

お、いい感じですね。続けましょう。

寝不足だと翌日体調が良くないのは事実だけど、今のところその体調不良で病院送りにはなってないですね。先日、布団に入るも7時間ずっと眠れず、明け方になってようやく気を失うように2時間ほど、寝て起きてを繰り返して過ごしたことがありましたが、それでもなんとか2・3日で持ち直しました。2・3日苦しいことは変わりませんが、これほどの不眠でも、死にはしませんでした。そう思うと眠れないことに対する恐怖心は薄れるかも知れません。

あら、もう大丈夫な気がして来ました。


整理してみましょう。

夕飯が食べられない・夜眠れないと、翌日以降3日以上は体調不良が続く(事実)。断食ダイエットがあるくらいなんだから、1食食べられなかったからなんだってんだ。眠れない日は眠れないなりの過ごし方をすればいい。あんた今無職なんだから、時間は有り余ってるでしょ(認識)。

お~、ネガティブでなくなりましたね。最後がちょっとお手厳しいですが。

問題が人間関係とかの類ではないので、選ぶ行動は特に変わらず健康のために最善を尽くすだけですが、この認識をもとにすれば、行動へのプレッシャーやストレスも減りそうですね。


さて、ネットで見た程度の知識で簡単に認知行動療法をやってみましたが、どうでしたでしょうか。

全然調べてないので、これが正しい認知行動療法なのかすらわかりませんが、個人的には状況を言語化できたことで気分が楽になったように思います。そうなってくると筆記開示の効果になってきそうですけど(筆記開示:感情をそのまま書き連ねること)。ということは筆記で認知行動療法をしてみると、相乗効果が得られていいかも知れませんね。

反芻思考はありもしない不幸を自主的に肥大させているだけです。無用に自分を責めたり、事実以上の不安を感じたりするのは効率的ではありません。

事実をありのまま受け入れたり、なんなら俯瞰で眺めてやれば、内に内にと抱え込むこともなくなります。

僕の場合だと「夕飯が食べられなくて、夜も眠れない(事実)。そうなんだ〜(認識)。」ということも可能です。

人間関係でこれを持ち出すと無神経かも知れませんが、ストレスというのは初撃が一番辛いので、一時的に遠ざけられれば、問題に向き合う余裕も生まれます。たぶんその方が早いんじゃないでしょうか。

問題について深く考え込むことが正しいアプローチとは限りません。「悩む」というやり方以外の方法を探してみましょう。

それに、気から病が来るのなら、気で治るのが道理です。ゴリ押しで突っ切りましょう。


というわけで、今日も美味しい夕飯を食べて、温かいお風呂に入って、ゆっくり眠りたいと思います!いえーい!


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