【中学受験を始める前に知ること②】塾選び編
塾には個性がある
塾にもいろいろと個性があります。
予習型か復習型か
親のサポートが必要か不必要か
宿題は多いか少ないか
子供や家庭の様子によって選ぶ塾もかわりますので、このことを知るのも重要になります。
大手4塾の特徴
中学校や高校にも校風などで個性があるように塾にもそれは当てはまります。実際にある大手4塾を例にだし説明していきます。
A塾
超難関校に強い塾。上位のクラスに標準をあわせている。理解できる子にはいいが、解説は少ないのでついていけない子も多数。親の負担は大きく、別に家庭教師をつける人や個人塾に別に行く人もいる。
B塾
体育会みたいに熱血。繰り返しやらせて学習する塾。宿題の量も多く、その確認もしっかりとしている。ちゃんとやる習慣がある子にはむいている。授業料以外にもいろいろと費用がかかる場合もある。
C塾
難関校というよりは中堅校に強い塾。間口が広くどんな子も受け入れる。宿題は比較的少なく、先生の面倒見のいい塾。同じ問題を比較的何度もやりじっくりと覚えさせる。
D塾
予習をすることを推奨している塾。まじめにコツコツするタイプに向いている。ベテランの講師が多く、相談しやすいの特徴。
4塾だけでもこれだけ違います。これに加え少人数制を主張している塾や地域の個人塾など多種多様にあります。
子供の性格や親の負担などを考慮し、決めるといいでしょう。
塾選びのポイント
中学受験の塾選びで最も重要なことは、自分の子供に合った塾を見つけることです。そのためには、以下のポイントが大切になります。
集団塾か個別塾
塾には集団塾と個別塾に分かれます。集団塾にむいている子はある程度学力があり、授業についていける子になります。
塾によって違いますが大手塾は上位20%の子に合わせた授業になっているのでついていくのに難しくなります。
中堅塾や小規模塾などはサポートが充実しているところもあるのでよく調べてみてくださいね。
個別塾ですとその子にあった内容で進んでくれますので弱点を克服しやすくなります。
校舎で選ぶ
特に大手塾などは多くの校舎がありますので、その校舎によって雰囲気、合格実績、対応なども違っていきます。
全国で一番の校舎と下位の方の校舎では本当に同じ塾?と聞くこともありますので気をつけてください。
子供が通う校舎の評判や合格実績などをしっかりと調べておくといいでしょう。
合格実績
合格実績も子供が通う校舎の合格実績を調べる必要があります。特に自分の子供が目指している中学校の合格実績が重要になります。
合格実績も塾により違い基準がないので、「夏期講習だけに通った人」や「一度授業を受けただけの人」も入れている塾があるなどよく聞きます。
詳しく聞きたい場合などは、先生に確認する必要があります。
通いやすい塾
小学生なら歩きや自転車で行ける通いやすい塾があるなら一番です。
迎えにいきやすいですし、行きは子供だけでも安心して行かせられます。
ただ最寄りの塾より隣の駅の校舎の方が合格実績や雰囲気などが良い場合は、迷いますがそちらに通わせた方がいいかもしれません。
友達が行っているからと選ばない
子供の友達が「この塾いいよ」と誘ってくれても自分の子供にその塾が合うかは別になります。
またその友達と同じクラスになるかもわからないですし、先生にもよっても違います。
安易に友達が言っているからと決めないでよく調べる必要がありますね
費用が安いからと決めない
塾の費用の安さで決めては行けない場合があります。
月謝は安いが追加でテスト代、維持費、テキスト代などが高たったりしますので確認してみてください。
塾代は安いが子供と合わなかったり、親の負担が大きかったりもすることもあるので、値段だけで決めない方がいいです。
無料体験
無料体験などありますが受ける場合はよく調べて第一希望から行くことをおすすめします。
ほとんどの人が最初の無料体験の塾に決めてしまう傾向があるとよく聞くので、無料体験を受ける場合は値段や塾の傾向などをよく調べてから受ける方がいいです。
*次回は塾費用の基本と私が塾を決めたポイントを紹介します。
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