今私にできること
結論からいきますと、
誰かを失いたくないので、今週で外出する仕事を一時ストップします。
(上司に相談し、来週から3週間教室でレッスンしません。以降は様子を見て判断します。)
補償はなんと…
フリーランスなのでゼロ、無収入になります。(ZERO〜♪)
オンラインのレッスンも考えましたがタイムラグがあり、生徒様と同時に音源やピアノを使っての併走レッスンは不可能に等しい。
よって、対面でのマンツーマンレッスンを当面中止します。
音楽は心の栄養、健康だけど、
1番大事なものがある。
Photo by Rina Yadera
2019年の終わりには希望しかなかった2020年。
しかし幕開けからとんでもないことになった。
普段は音楽活動(ユニット2年目駆け出し)と音楽講師業で仕事をしているけれど、正体不明のウイルスの拡がりで、まずは2月中旬頃から音楽活動のほとんどが絶たれてしまいました。
2月からの私のやっているユニットfutarinoteのライブはいわゆる「イベント」形式の出演予定が多く、予想していた半分〜それ以上の収益がゼロ。
講師業は常に気を配りながらなるべくリスクを減らそうと、
二酸化塩素分子や次亜塩素酸の空気除菌や、取手や鍵盤、教室のあらゆるところの清掃とアルコールや塩素除菌、自分のケアも徹底してきました。
音楽家は、特に歌う人は少しでも風邪ひいたら仕事にならないのでこの時期は特に、本気でケアしています。
しかし生徒様の中には懸念して当日キャンセル(お金の返金がないのにも関わらず)や、レッスンに来るもやはり不安だという声を耳にする日々。
私自身も交通機関を使って通勤し、至近距離かつ防音室で週3〜4回、毎日6〜10名の声を出す仕事を行う中、
飛沫感染のリスクがない、私は大丈夫!
…なんて言えない。
このままで本当にいいのかと日々のニュースで増えていく感染者の数を見る度、不安が募っていきました。
私が所属しているスクールでは、感染者数の多い地域では先生次第で自主的に休校できる話があったのですが関西にはその話はなく、なるべく毎レッスンごとに除菌・換気の作業を徹底して欲しいという通達のみでした。
また一部感染者の多発エリアでも、あくまでも自粛でありレッスンをしたい生徒様もいる、また講師もレッスンをしないと生活できないので希望する方もいるということから現状は営業を続ける方向です。
辛い…。仕事を止めてもいつ再開できるか不明で生きていける補償がない。
今、政府の特例貸付というのがありますが、
無利子での貸付のみ、収入減・または失業であることを示せないと貸付はできません。
厚生労働省のPDF詳細以下↓
実際に申請し貸付を受け取った方の記事こちら↓
Twitterで見ると、先々まで予約が埋まっていてすぐに手続きとか相談もできない地域があるそうです。(まじか)
いろんな事情があって親や親戚に頼れない人もいるよね。
失業していなければ10〜20万円がMAXです。人によって金額は変わるみたいだけど1人で借りれる上限がこれだけです。
…うーんまぁ、それでもええか←
とりあえずピリオド見えたら申請してみよ(笑)
仕事を休んで、今の貯金がなくなれば、持ち物も切り崩してなるべく質素に生きる。
…痩せちゃうかも!(笑)エエヤン
でも守れる命が増えるならそれに替えてもいいなと。
命あったらまた働くことできる、でもなくなったらもう何もできない。
大事なものって、何?
そう思ったのです。
できることなら安心安全、やさしく平和な日本に守られたい。
だけど守られないからと言って感染のリスクの高い状態でこれ以上続けて、下手したら誰かの命が危機に及ぶなら不本意です。
「あの時もっとおばあちゃん孝行してればよかった」
私の祖母は事故で急死しましたが、
そこでの教訓、果たせず再び?
絶 対 嫌 で す 。
家で過ごす、人になるべく会わないようにするだけで、感染する/させるリスクを減らせるんですよ。
それで守れる人がいるのなら、
家から誰かに情報発信できるなら、
今こそ家にいる理由やきっかけを、
音楽家や芸術家が発信すべきじゃないでしょうか?
例えば家でいても私がやれることは、
・CDやグッズをオンライン通販する。
(※このサイトは収益の振り込みには手数料がかかるけど無料で作成できます。)
・コンテンツを無料配信したり、安価で提供する。しんどい人に少しでも気持ちは健康でいてもらえるように。
・自分の持ってる知識や習得の方法を共有する。
後は…
・Photoshop関連のデータ作成(フライヤーやCDジャケット、案内等)
futarinoteのCDパッケージからデザインは私がやっています。
(写真は矢寺梨奈 氏にお願いしました✨)
・作詞・作曲を今の間に書きためる。 …etc
できること、たくさんあった。
なんも技術も知識もないからできないっていう人いるかもだけど、そんなことない。
どうして今の仕事をしようと思ったのか、
私はこういう風にやってるよ!とかワンポイントでいい。その道を目指す人に向けて動画や文章で話をする。
むしろどうやってますか?とか多くに投げかけてコンテンツ集めてデータを公開してもいい。
意外とそういうの、知りたい人います。それも立派な技術と知識です。
「無料で出来ることはとにかくやる。」
私がかつて勤めていた広告会社の上司が言ってくれた言葉。だって無料だもん!やらな損!
ちなみに私の上司はこの方↓
サラリーマンで年間2000万稼いだ人の話、無料で聞けるんだよ!🤣
よし、とにかく私はやる!!
考えて考えた結果、誰かのお家にいる理由になることができたら私はそれでいいやと思いました。
無収入、怖いけど音楽家みんなそうだったら何か動くと思う。それを信じてみよう。
どうしても休み取れないサラリーマンの方、医療関係者、生産者の方々がいる。
その方たちに比べては正直私のやっている音楽は娯楽・カルチャーであり不要不急だと認識します。
供給し続けなくていい、
会社から何かを言われない、
私たち音楽家がまずアクションすれば、
何かが変わるかもしれないから。
完全に事業を自粛してる人や、このウイルス感染で自分を責めている方々、亡くなってしまった方々、ご遺族の気持ちを受けて。
来週からリスクゼロ、収入ゼロ。
リスクあり、収入ありと比べて正直怖いもんは減った(笑)
ちょっと我慢したら大事な命って守れるかもしれない。
自分が変わらないと、誰かも変わらないな!
明日から出来るだけ、私ができることをします。
喉のケア方法や歌唱、発音発声関係で持っている知識、コンテンツ等を引き続きここにも書いていこうと思います。
是非見てもらって感想とかわからないことや質問があったら是非SNSから送ってください。
喜んでいただけたりリアクションを頂戴したらこの上ない幸せです。
よっしゃ〜書くぞ〜!曲も!文章も!
それ見て、
「人のためになれたんや〜…よかった😇」って
最悪餓死する方が生きた心地していいな〜✨
(生きろw)
生きます。
これが今私にできること。
取り留めない、長い文章を読んでいただき本当にありがとうございます。
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