自分の誕生日の祝い方

先日、有名な音楽ライターの方がお誕生日で、Facebookでお誕生日のお知らせが届いた上、次の日に、どんな誕生日を過ごしたのか、ご本人の投稿があった。奥さんに美味しいご飯をご馳走になったとか、節目のご挨拶的なことが書いてあった。

夏木マリさんは、自ら誕生日会をセッティングして、ホストとしてお祝いの日を作る、とどこかで読んだけど、そういうやり方もスマートだなと思う。

私はFacebookで自分の誕生日は公開していない。なんとなれば30代過ぎてデジタルでお祝いされても、という気恥ずかしさもあるし、そういう日の過ごし方も、もう何も特別ではなくなってしまったので。だから、そんな風に素直に自分の誕生日について触れて、お祝いしてもらった喜びを感謝して、どんな風に過ごしたかを表現できるその人が羨ましいなと思った。

そういう投稿を観ると、その人の人となりというか、人生の断片がわかるような気がする。ご両親や家族に愛されて、周りの友達や仕事仲間、伴侶との出会いにも恵まれて、きっと豊かな人生なんだろうな、とか。そしてその大元って、そういう人たちを引き寄せるその人自身の魅力だったりするのだろう。

自分が特にひねくれているからそんな風に思うのかな。昨日は会うのが2回目ぐらいの人が、さらっと生き別れの異母兄弟に会えたことを話してくれたり、家族について考えさせられる日だった。

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